社会人なら知らないと恥ずかしい!「河北メイク」Before-After【アイメイク編】

Before

After

医大生/21歳 金子郁澄さん
「まだ学生なのですが、病院実習が始まりました。でもその際にメイクに関する規定があり悩んでいます。濃い色のコスメを使わなくても、患者さんに安心感を与えてハツラツと見えるメイクを教えていただきたいです。」

KAWAKI TA’ s PROFILE

【医大生で、研修時の病院でのメイクに迷っていた彼女。すっぴんNG、だけどケバくないメイクが規定だとか。それって一番難しいよね。病院で直接患者さんと触れ合うことも多いはず、「この人なら」と思わせる信頼感のある表情を目指してほしい。マスクをすることもあるだろうから目で語れ! 信頼感のあるアイメイクを教えるよ。】

1.困り顔には知的さを加えて

彼女は笑うと眉毛が筋肉に引っ張られてハの字になる困り顔。チャームポイントだと思う! ただ仕事のときは甘え顔よりも、キリッと知的にしたいよね。そのためにはまず、少し眉山を描き足して直線になるように整える。そうしたうえで、信頼感のあるアイメイクをしていくよ。

2.インラインで黒目をはっきり見せよう

黒ではなくブラウンで引くと、程よく印象的。安心感のある目元はさりげない目力で叶えよう。インラインはこんなふうに、まぶたを引っ張り上げるようにして描く。

3.2 色で作る簡単なグラデーション

アイホールにベージュ、二重幅にブラウンのアイシャドウを。上品で自然な陰影を作れば、囲むより目が大きく見えるよ。何色も重ねるより、シンプルに2色で作るくらいが頑張りすぎなくていい。

4.ブラウンのリキッドできちんと感をプラス

抜け感もいいけど今回のテーマは「信頼できる人」。リキッドもブラウンを選んで、まつげとまつげの間を埋めるように極細ラインを。黒で作るデカ目だと、マスクをしたときにちょっと怖いからね。

インラインは普段入れていないのだけれど、彼女には程よい強さを出すために+。ジェルベースの濃厚なペンシルが粘膜にもフィットしてくれるから、描きやすい。SHISEIDO マイクロライナーインク 02¥3,500(資生堂インターナショナル)

人にも自分にも安心感を与えるブラウン。働くシーンで必需品となるアイカラーは、ナチュラルなのにきちんとインパクトを目元に演出してくれる。デザイニング アイシェード 22¥2,200(イプサ)

ペンシル同様、働く顔のアイラインはブラウン一択。優しいだけじゃなくて、まわりの人から信頼される意思のある表情に。プレミアム リキッドアイライナーSナチュラルブラウン¥1,400(レアナニ)

(掲載の情報はJJ5月号のものです)
Photography_Takashi Yoshida〈MAKIURA OFFICE〉(model), Hiroshi Igarashi(still life) Stylist_Nanako Kuroda Text_Ryoko Shimizu