【美容対談】オードリー亜谷香×石井美保「30歳からのキレイの秘訣」

オードリーもついに30代!そろそろアンチエイジングのことも考えなくちゃいけないと思うけど、何から始めたらいいのか全然わからなくて…。石井美保さんはちょっと年上なのに肌がびっくりするくらいキレイ。オードリーもあんなふうにキレイな肌で年を重ねていきたい!ということで直接会って美の秘訣を聞いてきました。思っていた常識と違うこともたくさんあってびっくり!

憧れの美容家、石井美保さんに 30代の美容のことを直撃!

オードリー亜谷香(以下、オードリー):ついに30歳になりました!そろそろ肌のことを真剣に考えなくちゃと思うんですが、何から始めたらいいかわからなくて…。
石井美保(以下、石井):20代は自分の回復力がすごくあるから、傷ついてもシワになりにくい。これが30くらいから「あれ?」って。自分が受けたダメージが表に出てくるようになるのね。
オードリー:なるほど! 今が始めどきですね。
石井:そう。だんだん戻る力が弱くなってくるから、40代になると女子会で大笑いした日の夜は大変。だから、私たちの世代の女子会は最初に写真を撮るの(笑)。
オードリー:本当に⁉
石井:それでもシワが刻まれやすい人とそうでもない人がいて、その差は、お出かけ前の保湿ケア。
オードリー:やっぱり保湿が大事なんですね。
石井:私は朝にスキンケアをしっかりやるのを提唱していて。
オードリー:え? 夜じゃなくて?
石井:朝は時間がないって言う人が多いんだけど、それがシワの原因。私は化粧水も10回入れましょうって言っていて。
オードリー:そんなに⁉
石井:もちろんオイリーな人はそんなに入らないんだけど、自分の満タンな数を見つけてその回数朝ちゃんと満タンになるまで、まず化粧水をつけて。クリームも朝は夜の1・5倍使いますよ。
オードリー:あとはメークを落とすのも大事ですよね? 何を使えばいいですか?
石井:何がいいというのではなく、メークに合わせて選んでほしいんです。あと、ジェルでもミルクでもオイルでもとにかくケチらずたっぷりと。たっぷりの量でちゃんと肌と手の間の緩衝材になるように。
オードリー:わあ、それだけで肌が変わりそう。
石井:そう、それだけで変わります。30代になったからすごい高級なスキンケアを使わなきゃいけない、ということではないんです。
オードリー:食べものはどうですか?
石井:やっぱりお水とお肉ですね。
オードリー:お水って味がついてないから飲みにくくて。
石井:わかります。でも、若いのにシワっぽいお客さんに「お水飲んでる?」って聞くと全然飲んでいなくて。1カ月水を飲むだけでパーンとハリが出てきます。
オードリー:お肉もいいんですね。
石井:40代、50代の人でお肉を食べている方って肌のつやがよくて若いんです。私も1日に100gくらいは意識して取るようにしています。
オードリー:サラダのほうがいいって思ってました。びっくり!
石井:30代で気がついた人と貯金なしで40 代を迎えてしまった人では全然違うので今から頑張って。40くらいでみんな気がつくんですよ、色々出てきて。40代、50代も肌の状態がよくて自分が幸せでいられるためにも30代は準備期間と思って。
オードリー:すごく勉強になりました! ありがとうございます。

オードリー亜谷香/1989年生まれの30歳。アメリカ人の父と日本人の母を持つ、カリフォルニア出身のL.A.ガール。2007年に来日し、モデルとして活動開始。2018年1月号よりCLASSY.のカバーモデルに。ハッピーな人柄でスタッフからも大人気。

石井美保さん/1976年生まれ。トータルビューティーサロンRiche主宰、RicheEyelist Academy主宰。豊富な美容知識とその美貌で美容誌をはじめ女性誌で引っ張りだこ。

撮影/天日恵美子 ヘアメーク/RYO(ROI)〈オードリー〉、SATOM(I cheka. )〈石井さん〉 スタイリング/三好 彩