【一歩間違えるとおばさん見え!?】アラサーのための定番ヘアアレンジの正解・NGの境界線

シンプル&ベーシックな洋服がトレンドになっている今日この頃。毎日の装いの完成度を左右するのが実はポニーテールやお団子などのベーシックなヘアアレンジと言っても過言ではありません。でもポニーテールやお団子、ハーフアップなどの定番のアレンジこそ、きちんと今っぽいアレンジにアップロードしておかないとダサく見えてしまう原因! そこでついやりがちなNGアレンジとともに今年っぽく見せる方法をお教えします。

1.ポニーテール

【危険!】トップを盛ったポニテは、ひと昔前のトレンドです!

ポニーテールでついやりがちなNGポイントが、トップを盛ってあからさまにボリュームを出したり、前髪をきっちり厚めに分けて作ってしまうこと。すると老け見えにつながったり、時代遅れに見えてしまうので要注意です!

老けないポニテの正解!

今っぽいポニテはトップと後頭部の丸みがポイント。さらに前髪は少しだけ薄めに取ってワックスで束感を出して。

では、さっそく詳しい作り方をCHECK!

    1:ポニテの結び目は顎と耳とをつなげて一直線になる位置が正解!前髪は軽めに残して。(結んだ後から引き出してもOKです)

    2:ゴムで結んだら結び目の下の毛を引き出して、結び目からうなじに丸みを出して。

    3:結び目の上側のトップよりも後ろ側の部分を引き出してまあるくボリュームを出して。

    4:前髪はa.顔の中心 b.眉毛の中心の位置の毛 c.耳前のもみあげの先端の3カ所からひとつまみ細く取り出して。軽めのワックスで束感を出すと今っぽいです。

2.お団子

【危険】面倒くさがって崩さないと、オシャレ感ゼロ!

お団子はピシッとタイトにまとめすぎると子供っぽく見えたり、カジュアルすぎる印象になるので注意。

老けないお団子の正解!

今っぽくするにはお団子にもだらしなく見えない程度のゆるさが必要なんです。

では、さっそく詳しい作り方をCHECK!

    1、耳から前側と後ろ側の2つに髪を分けたら、耳より前髪の髪を手ぐしで後ろ側だけをゆるっとまとめてお団子を作って。(お団子の位置は1のポニーテールアレンジと同じ)

    2、耳より前側の髪を手ぐしでまとめたら、ねじって一本の毛束にして。

    3、耳から前川の余った毛束と後ろ側の毛束をまとめて、お団子に巻き付けてゴムに入れ込んで留めたら完成です。

3.ハーフアップ

【危険】かっちりまとめすぎると、おばさん見え!

ハーフアップとはいえ、髪の上半分をそのままきっちり分けて取ってしまうと、サイドはすっきりしすぎて寂しい印象だし、全体が重くて時代遅れな印象に。

老けないハーフアップの正解!

手ぐしで髪の表面の毛だけをすくい取るイメージでまとめて顔周りやサイドの毛も残すことで、ニュアンスが出るし、結ぶ位置も低めにすれば今っぽいゆるさが出すことができて、おばさん見えを回避できます。

では、さっそく詳しい作り方をCHECK!

    1、眉上の延長上に親指をセット。前髪を少しだけ残して髪をすくっていきます。

    2、後ろに向かって、下方向にジグザグを作る要領で髪をすくっていくのがポイント。

    3、髪をとめる位置は耳の高さを意識して。

    4、ゴムで結んでからハーフアップと頭の隙間ができないように毛束を引っ張れば完成。

教えてくれたのは
ROIの小松胡桃さん

森ユキオ氏に師事後2018年独立、ROI所属。ナチュラルからからモードスタイル、ヘアアレンジに至るまでトレンドをうまく捉えたヘアメイクを得意とする。最新のファッションともバランスよくなじむヘアメイクから、デイリーでもリアルに真似しやすい旬のヘアメイクを提案してくれます。

撮影/中田陽子[MAETTICO]モデル/桐 嵯梨 ヘアメイク/小松胡桃[ROI] 取材/佐藤かな子 構成/CLASSY.WEB編集室