「みかんのヨーグルトサンド」でイライラ解消|週刊おうち薬膳

自粛期間に入り生活が一変した方も多いのではないでしょうか。子どもが家に居ながらのリモートワーク、さらには休校中の勉強のフォローなど…ママたちの忙しさは増すばかりです。緊張や不安からストレスも溜まりやすい時期、意識したいのは「エネルギーの巡りをよくする」こと。

食材でいうと、香味野菜や薬味、柑橘類やハーブティーなど香りのよいものがおすすめです。4月はそんな食材を使ったイライラや緊張を解消するレシピをご紹介します。

今回は、切ったときの見た目がかわいいフルーツサンド。実はとても簡単なので、ぜひ親子でトライしてみてください。クリームは水切りヨーグルトを使うことで、ヘルシーで、酸味のある柑橘にもよく合うさっぱりとした味わいになります。

フルーツサンド。みかんが入っています。

「みかんのヨーグルトサンド」

◉材料(4切れ分)

・みかん 中1個
・食パン(サンドイッチ用) 4枚
・水切りヨーグルト(プレーン) 50g
・生クリーム 50ml
・きび砂糖(なければ白砂糖) 小さじ1

◉つくり方

①生クリームはきび砂糖を加えてツノが立つまで泡立てる。水切りヨーグルトを加えて混ぜ合わせる。クリームをボウルのなかで平らにならし、およそ二等分の目安をつけておく。

②みかんは皮をむき、縦半分に割る。

③食パンを横幅が長くなる向きに2枚置き、クリームは半量を使う。片方に1/3量ぬり、みかんを写真の向きにのせる。もう一方のパンに、2/3量を塗り、みかんの上にかぶせ両手でやさしく押す。同じ工程でもう1組つくる。

④ラップでぴっちりとくるみ、冷蔵庫で15分ほどなじませる。ラップの上からみかんの断面が見える向きに包丁で切る。

◉レシピのポイント

・みかんは薄皮があるため水気がでにくく、フルーツサンドに最適です。
・生クリームは冷えた状態で泡立てると泡立ちやすいです。
・包丁はよく切れるものを使いましょう。押さずに小刻みに前後に動かしながら切ると、断面がきれいに切れます。

◉今回のキー食材

・みかん…気の巡りをよくする

◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。教室情報はInstagram@nanako.yakuzenにて。