【おさかなマスク型紙補正】男性用にはどうすればいい?

おさかなマスクを大きくしたい!男性用も作ってみたい! そんなお声にお応えして、「おさかな型紙を大きめにする方法」をご紹介します。 女性の方でも、もう少しゆとりが欲しいという場合に活用くださいね。

「縦」を大きくする方法

中心をはさみでカットして、大きくしたい分を足します。おもて用型紙もうら用型紙も同様です。鼻から顎まであと何センチ足せば、作りたい男性にちょうどいいか確かめるとよいでしょう。 女性の方でも、鼻からあごの距離がもう少しあったらフィットしそう!と思ったら、ここを少し足すとよいですよ。

「横」を大きくする方法

よこは、おさかなのしっぽの仕上がり線ラインをカットしてそこに大きくしたい分を足します。よこのみ足す場合は、うら生地用の型紙は修正しなくてもよいです。ここでは2センチ分足しているイメージになっています。2センチ足すと、本来の仕上がり線よりも1センチ耳に仕上がり線が近づきます。 女性の方で、耳がゴムで痛くなるからもう少しゆとりが欲しいという場合も、ここを足すとマスクの端が耳に近くなるのでおすすめです。

「縦」も「横」も大きくする方法

たてもよこも大きくする場合は、中心に足す、おさかなのしっぽのラインに足す、の2つの方法を組み合わせます。

この場合、うら用の型紙はたてのみを足せばOKです。作り方は変わらず、STEP3で「おもて布を裏布の端に合わせて折る」となります。

定番サイズと大きめサイズと比べてみた!

我が家の男性用は、上から2つめと3つめを併用しています。3つめのよこにゆとりがあるのはゆったりと心地よいみたいですが、ゴムを短めにしないとフィット感が足りないようです。 ちなみに白いマスクは古いワイシャツをカットして作りました。程よい布のハリと、うっすら入ったストライプのデザインが高級感あり、男性が外に付けて行きやすいマスクに仕上がりました。主人もお気に入りのようです。

ぱっと見は違いがないけど、着けると全然違う

畳んで比べてみました。見た目はさほど変わらないのですが、わずかでもサイズの違いは着用するとはっきり感じます。真ん中の「たて1cm、左右5ミリずつ」大きいサイズは、女性のわたしがするとゆったりで締め付けがなくて心地よく感じました。 ただし、顔を覆う面積が増えたからか、定番サイズより少し暑苦しいかも…とも感じたので、布マスク本当に奥が深いです。

自分用、家族用に、「このサイズがぴったりだった!」を見つけて、おさかなマスクつくり楽しんでいただけますように!

取材・文/はまくま

※この記事(写真、文章)を無断で商用に転用することを禁じます。