キッチンに立ちたくない……そんなときに、あると嬉しいのが
かけるだけ＆のせるだけで普段の料理を新鮮な味に変えてくれる万能常備菜です。
長年作り続けている食卓の相棒を、色々な人に聞いてみました。

料理研究家・しらいのりこさんの場合

「昔、飲食店で働いているときにパクチーの葉をトッピングで使っていて、余った茎の部分を、同僚たちと『これ、しょうゆに漬けたらおいしいんじゃない？』と試してみたのがきっかけ。パクチー特有の香りが移るので、かけるだけで夏らしい味わいに。しょうゆの代わりに使うだけでなく、ごはんにかけるだけでもおいしいですよ。漬けたてはシャキッとした茎の食感も楽しめます」

パクチーしょうゆ
[ 材料 ](作りやすい分量)
パクチーの茎… 2本
しょうゆ… 120㎖
にんにく… 1片
赤唐辛子… 1本

[ 作り方 ]

1. パクチーの茎はみじん切りにする。

2. 清潔な容器に1、残りの材料をすべて入れる。

※冷蔵室で約5日間保存可能。

 

PROFILE
料理研究家。夫のシライジュンイチさんとともにごはんの魅力を伝えるユニット「ごはん同盟」として活躍。新刊『これがほんとの料理のきほん』(成美堂出版)が発売中。

 

撮影／高杉純　取材・文／高田真莉絵　構成／松本朋子

※2020年８月号の掲載記事より抜粋