コロナ時代の「オンライン婚活」【前編】オンラインお見合いパーティーに参加してみた

コロナの影響もあり、最近さらに利用者が増えている「オンライン婚活」。アプリをはじめ、オンライン婚活パーティ、オンラインお見合いなどいくつか種類がありますが、まずは気軽にできて安心感もあるオンライン婚活パーティにアラサーCLASSY.スタッフが初参加してみました!

 

オンラインお見合いパーティに参加したのは…

クラッシィ編集スタッフA・33
好みのタイプは年下のイケメンと自他ともに認めるルックス重視派。趣味は旅行。結婚願望はあるものの婚活本気度はさほど高くなく、婚活アプリを使う程度。

申込みからパーティー当日までの流れ

今回のパーティは女性は30代まで、男性は40代までの年齢限定で参加者は男女各5人。申し込み方法は、名前・性別・年齢を主催者にLINEやメールで伝えるだけ。そして参加費2000円を事前に振り込みます。参加申し込みをすると主催者からLINEやメールでプロフィールシートが送られてきます。記入するのは苗字(ひらがな表記)、年齢、職業(会社員、公務員、自営業、その他のいずれかに〇をつける)、休日の過ごし方のみ。とても簡単です。これをパーティの2日前までに主催者に送ります。パーティ開催の少し前に異性の参加者のプロフィールシートが送られてきて、どんな男性が参加しているのかが分かります。

いざ、オンラインお見合いパーティ当日!

開始時間になり、事前に送られていたzoomアドレスにつなぐと、まずは仲人さん含め参加者全員の顔が見られる画面に入り、自己紹介をします。お見合いパーティーというより一見、まるでzoom会議!? その後、11のブレイクアウトルームに分かれてトーク。時間は相手1人につき各10分程度です。これを5回繰り返した後に最後にまた全員の画面に戻り、さらりと全員が感想を話します。連絡先を交換したい異性がいた場合はパーティー終了後15分以内に相手の番号を担当仲人に伝えます(何人でもOK。見事マッチングした場合は次の日に仲人から連絡があり、相手と連絡先を交換できます。その後の交際については自由だそうです。

オンライン婚活は“背景”の威力がスゴい!

参加者の男性はバツイチで真剣に結婚相手を探している人から、知り合いに誘われて軽い気持ちで参加した人までさまざま。今回、私は残念ながら連絡先リクエストを出すには至らなかったのですが、オンライン婚活について学ぶことはたくさんありました。
まず、気になったのが画面の背景です。5人の男性のそれぞれの背景は、①オシャレな部屋 ②白壁 ③バイクの写真 ④海岸の写真 ⑤図書館画像でした。オシャレな部屋の男性は写真集などが飾ってあったのでそこから仕事の話を(建築系の仕事をしている人でした)、バイクの男性は旅行など趣味の話ができました。海岸の男性は“久々に実家に寄った際に、地元の海がキレイだったので思わず撮ったものです”と話していて、“なんとなく性格良さそう”と好印象。背景ひとつで会話も弾むし、性格もアピールできるのであなどれません。そして白壁だとなんの話にも繋がりません…(私も白壁で参加していたので反省)。

次に気になったのは服装です。ほとんどの男性は清潔感のある服装でしたが、ある男性のTシャツがヨレヨレだったんです。もしかしたらオシャレなゆるTだったのかもしれないですが、情報量が少ない画面上ではヨレが目立ってだらしない印象に。オンラインの場合は画面上で清潔感をアピールできる服が大切だと実感しました。ちなみに私は白ブラウスを着ました。女性参加者がみんな白トップスだったらと心配しましたが、意外とバラバラでしたね。
あと、性格が出るなと思ったのは画面が繋がってから会話が始まるまでの間です。「聞こえていますか?」「初めまして」など自分から話しかけてくれる人もいれば、どちらからも話を切り出せずお互い気まずい間ができてしまうことも。海岸背景の男性やバイク背景の男性は、スムーズに会話に入れて好感が持てました。

海岸背景の男性はきっと誰かとカップリングしたのではないかと思います。見た目、話す内容などマイナス点が少なかったし、一番最初の全員の自己紹介で彼の番になった瞬間、女性たちが色めき立ったような感じがしました(笑)。

オンラインお見合いパーティに初挑戦してみて…

今回、私は連絡先交換希望を出さなかったのですが、人と話すことは純粋に面白かったし、コロナ禍で特に出会いの場が減っている今、このようなサービスはありがたいなと思いました。合コンなら「このメンツ、ないわ…」と思っても23時間はその場にいないといけないけど、オンラインパーティなら合わない相手でも10分だけ我慢すればいい。そう思うと合コンより全然効率がいいですよね。しかも仲人さんを通してるので、アプリみたいに既婚者にひっかかったり、変な勧誘をされたりするリスクもほぼゼロ。機会があったらまた是非参加したいと思います!

イラスト/二階堂ちはる 構成/CLASSY.編集部