気になる「びん詰め中村屋」期間限定オープン!キーワードは“ガラスびん”

びん詰めされた調味料や食材って身近な存在ですよね。旅行に出かけたときのお土産などでも、びんに詰まった美味しそうなものに出会うことは多いもの。そんな全国の“美味しいびん詰め”を集めた食のセレクトブランド「びん詰め中村屋 Supported by binkyo」のリアル店舗が期間限定オープンということで、早速行ってみました。

「びん詰め中村屋 Supported by binkyo」は、中村屋と日本ガラスびん協会が共同で展開している食のセレクトブランド。中村屋は「日本で初めてインドカレーを発売したこと」で有名な老舗。その中村屋が運営する、パンやスイーツ、惣菜を販売する「スイーツ&デリカ Bonna 新宿中村屋(以下、Bonna)」(東京・新宿)のバイヤー、大谷雅広さんが、“日本全国のガラスびんに入った良いモノ”を独自の目線でセレクトし、ガラスびん商品の価値・魅力を提案しています。

ガラスびんは、リサイクル特性と保存性に優れていて、天然素材100%の安心・安全な容器。地域の活性化と環境に配慮したエシカルな社会づくりに貢献しています。このブランドは、全国各地の“ガラスびんに詰まった良いモノ”を楽しみながら、地球環境のことを考えて「容器で選ぶ」というエシカルな視点のきっかけになればとスタートしたんだそう。びん詰めは身近な食材ですが、“容器で選ぶ”という発想はあまりなかったかもしれませんね。

 

 

冷蔵商品のびん詰めもあります。

中村屋のびん詰め調味料も並んでいます。

今回、期間限定オープンの「びん詰め中村屋 Supported by binkyo」は、東京・新宿の中村屋ビル地下1階にある「Bonna」の一角に設けられたShop in Shop。食品、調味料、飲料、ジャムなど、多彩なラインナップ。実はバイヤーの大谷さんはソムリエで、ワインの買い付けで全国のワイナリーを回っている中で、全国の“ガラスびんに詰まった良いモノ”を見つけて集めたのだそう。

写真左から「苺添えのフロマージュびん詰め」¥480、「新宿プリン」¥400、「大人のティラミスびん詰め」¥480

「新宿プリン」は濃厚な卵味わいが特徴。

まず紹介したいのが「新宿プリン」(¥400・中央)。「びん詰め中村屋 Supported by binkyo」の第1弾として登場した商品。最近流行りの硬めのプリン系で、通常よりも卵黄を多く使っているので濃厚な卵味わいが特徴。シンプルで懐かしさが感じられつつ、贅沢さも感じられます。昔ながらのプリンが好きな人にはおすすめ。ご褒美デザートにぴったりの「苺添えのフロマージュびん詰め」(¥480・左)や、「大人のティラミスびん詰め」(¥480・右)もぜひ食べてみてください。

万能調味料「エジプト塩」で知られる、料理家たかはしよしこさんのつくる「モロッコ胡椒」(¥1,000)。モロッコをイメージしたエキゾチックでピリ辛の調味料で、「胡椒」と名づけられていますが、胡椒は入っていません。餃子やお鍋、さつま揚げ、豆腐などに合わせて、薬味と調味料の中間的な使い方ができます。

にんじんと塩麴を使った「ベジバーニャ ニンジン」(¥833)。旬の野菜でつくる調味料を製造・販売する「FARM CANNING」のバーニャソース。アンチョビの代わりに塩麴を使っていて、野菜スティックのディップはもちろん、サラダやグリル野菜にかけたり、サンドイッチに使ったりして楽しめます。

能登の食材を使った「notono」の「金香いわしのオイルソース」(¥1,000)。旬のいわしをぬか漬けにした「金香=こんか(米ぬか)」を使ったソース。バゲットにのせたり、パスタなどの麺類に和えたり、野菜やチーズなどと組わせると、コク深い塩味と香ばしい焼きぬかの滋味が引き立ちます。

 

 

「蜜の味/bottles of guiltyセット」(¥5,200)

「#STAY SPICYセット」(¥4,800)

「彼女たちと語りたいガラスびん物語」(¥6,000)

「星空が見えそうな夜に」(¥5,400)

ほかにも、気になるびん詰めがいっぱいで、びん詰めの奥深さを実感します。オンラインショップ(BASE)では、テーマ性のあるガラスびんオリジナルセットを販売中。おうちごはんにもぴったりで、離れていてなかなか会えない方へのギフトにもいいですね。店舗に足を運べない人も、全国の“ガラスびんに詰まった良いモノ”を体験してみてください。

 

https://binnaka.thebase.in/

取材・文/岡部礼子