【子どもの思い出の残し方】オシャレな人の素敵なアイデア4選

生まれた時から今まで、一緒に時間を過ごすほどに思い出は少しずつ増えていく。今回は、日々の何げないことから特別な出来事まで、忘れたくない瞬間を〝カタチ〟で残すアイデアをご紹介。素敵なセンスをお持ちのみなさんに「子どもとの思い出の残しかた」を聞きました。

 

「飾るだけでなく使うことで
さらに
思い出が深まります」

スタイリスト 福田麻琴さん

◉Anya Hindmarchのビスポークサービスで
初めての手紙を残す

 

◉Tiffany & Co.のハート ボックスに
抜けた乳歯を

 

39歳の誕生日に当時5歳の息子が書いてくれた手紙をジュエリーケースに刻印しました。文字を書き始めたころだったなあと、見るたびに愛おしくなります。蓋の裏面には息子との写真がプリントしてあり、それも密かな楽しみ。持ち歩くことでさらに思い出が深まりますよね。シルバーケースには息子の名前と誕生日を刻印して、本棚の上に。息子も嬉しそうに手に取っています。

 

 

「今は額装してアートのように飾り、
大人になった息子にいつか受け継ぎたい」

VERYモデル 平山真弓さん

◉Levi’sのヴィンテージデニムを
ファーストシューズ代わりに

 

ファーストシューズの代わりに〝平山家らしいものを〟と考え、小さなヴィンテージのデニムを選びました。額装してしばらくは我が家のインテリアに、20歳になったら〝ファーストLevi’s〟として渡そうと決めています。私自身、母から譲り受けたパールのネックレスが支えであるように、今後息子が独り立ちして悩んだ時に、このデニムがそういう存在であるといいなと思います。

富ヶ谷の古着屋「ミスタークリーン」に何度も通い見つけたという平山さん。「スタッフの方も共感してくれ、丁寧にアドバイスをくれました」。

 

 

「モチーフの力強さと
型にはまらない自由な動きに、
娘の
姿を重ねています」

Uhrディレクター 濱中鮎子さん

◉娘の名前にちなんだ
LEE IZUMIDAさんの花の絵をセレクト

 

娘が生まれた記念にこの絵を購入しました。LEE IZUMIDAさんは前職の同僚で、今アーティストとして大活躍中。独自性あるクリエイティブに惹かれ続け、いつか我が家にもと思っていたところ、娘の名前にも通ずる花をモチーフにした「花の絵」を夫が見つけてくれました。チューリップが力強く咲き誇っている様子と型にはまらない自由な動きが、とても気に入っています。


「LEE IZUMIDA」さんの個展や作品の情報はInstagramをチェック。オンラインストアでは、A3サイズのポスターや文房具なども販売しています。

 

 

「娘そっくりのリングスタンドと
サファイアのリングを20歳になったら娘へ」

読者 林 ゆいさん

◉初雪・ポッケにオーダーした
誕生石の指輪を、いつか娘に

 

漠然と〝子どもの誕生石の指輪を身につけたいなあ〟と思っていたころ、Instagramで偶然見つけた木彫りの女の子のリングスタンドと、王冠のようにのせた指輪に一目惚れ。作家さんに気持ちを伝えたところ、願いを叶えてくださいました。ほっぺや栗色のくるくるの髪は娘そっくり! 瑞々しいサファイアのリングを娘が20歳になった時、指にはめてあげるのが楽しみです。

石川県金沢市を拠点にご夫婦で制作活動中(※現在はリングスタンドのオーダーメイドは受けておらず、リングのオーダーのみ受付け可能とのこと)。

 

 

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撮影/福本和洋〈MAETTICO〉 取材・文/藤井そのこ 編集/太田彩子
*VERY2020年12月号「子どもの思い出、どう残してる?」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。