2021年07月28日 18:00
/ 最終更新日 : 2021年07月28日 18:00
CLASSY.
売れっ子スタイリストの「2021年夏のイチオシコーデ」【荒木里実さんの場合】
CLASSY.の誌面で私たちのテンションが上がるコーディネートを披露してくれるスタイリストたち。ファッションのプロである彼女たちがこの夏に着たいものとは?自分の軸がしっかりあるからこその着こなしは、〝きゅん〟をシェアしてもらえること間違いなしです。
スタイリスト・荒木里実さんの注目の着こなしは?
今季とくに着たいのは新しい自分に出会える、ワントーンコーデ
体のシルエットは少しだけ出して、女っぽく。どこかにかっちりとしたポイントがあるけれど、それはけっして疲れないものであること。
カジュアルにしたいときも、背筋をスッと伸ばしたいときも、私の好きな感じは、変わりません。強めな印象のもの、とくにかっちりしたバッグは大好きです。とはいえ、配色はそのときの自分の気分がかなり反映されます。少し前までは、ベージュ×ブラックの配色に夢中だったけれど、今季はワントーンが気分でとくにブルー系で全身をまとめたい!そんな気持ちとリンクするかのように、今季は様々なアイテムでブルーが出ているから、まさにしたいスタイリングが作りやすいんです。実はブルーって、自分には似合わないと思っていた色。だからこそ憧れがあって(笑)。それが叶う今夏、この小さな喜びを全身で表現しようと思います。
【ライトブルー】
ラフなダンガリーシャツとハンサムなワイドパンツをパールで女らしく
「マニッシュな着こなしの中にもどこかに女らしさをプラスするのが好き。こちらはシャツの上部をあけて、パールネックレスをつけて体現」
Shirt:Ron Herman
Pants:DRAWER
Bag:CELINE
Pearl Necklace:TASAKI
Chain Necklace:Tiffany
Watch:INDUNA
Shoes:Manolo Blahnik
【ベージュ】
ショーパンのセットアップで今年らしさを堪能
「大好きなセットアップは、ジャケット×ショーパンで今年らしく更新。ブラウスを合わせて、ほんのり甘さを加えて、より旬っぽさを」
Jacket:CABANA
Blouse:herbier
Short pants:CABANA
Bag:A VACATION
Pierce:Nagle and Sisters
Necklace:Vintage
Sandals:HERMÈS
【ホワイト】
ドレッシーなスカートをロゴTでほどよくカジュアルに
「ふわりとしたスカートが主役の日は、ロゴTで甘さを抑えて大人っぽく。かっちりとしたバッグや靴はコーデをピリリと引き締めるエッセンスに」
T-shirt:rxmance
Skirt:ebure
Cap:CA4LA
Bag:Ferragamo
Scarf:HERMÈS
Bangle:PHILIPPE AUDIBERT
Shoes:HERMÈS
【ブラック】
ブラックデニムは、ブラウスでほんのり甘さを漂わせて
「今季のブラックデニムは、甘いトップスを合わせたい!ノースリーブのシャーリングデザインブラウスが女らしさをあと押ししてくれます」
Blouse:CABANA
Denim:AGOLDE
Sunglasses:SPLKTRL
Bangle:PHILIPPE AUDIBERT ⁄ Tiffany&Co.
Bag:Christian Louboutin
Shoes:Manolo Blahnik
【ブルー】
デニムの色とトーンを合わせたボーダートップスでパリっぽく
「ボーダーコーデを刷新してくれる、ハイウエストのテーパードデニム。デニムとボーダーの色をリンクさせるだけで今季らしいムードに」
Cut and sewn:DRAWER
Denim:LEVI’S
Necklace:TASAKI
Bracelet:MAISON BOINET
Glasses:OLIVER PEOPLES
Bag:CHANEL
Shoes:Manolo Blahnik
【グレー】
最近また気になるグレーコーデトングでハズしてアップデート
「きれいめのセンタープレスパンツは、タンクトップやトングサンダルを合わせてラフさをちりばめることで、デイリー服に活躍できます」
Tank T-shirt:LOEFF
Pants:LOEFF
Belt:HERMÈS
Sunglasses:CELINE
Bangle:PHILIPPE AUDIBERT
Bag:FENDI
Sandals:The Row
スタイリスト・荒木里実さん
『CLASSY.』をはじめ多くの雑誌で活躍する大人気スタイリスト。いい女っぽさとカッコいいを兼ね備えたコーデに高い支持が集まります。
※掲載のシャネルのアイテムはすべて私物です。ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。
撮影/渡辺謙太郎〈人物〉、魚地武大(TENT)〈静物〉 ヘアメーク/KIKKU 取材/棚田トモコ 再構成/Bravoworks.Inc