【超絶男子図鑑】Kis-My-Ft2 北山宏光さん裏話
STORY2月号【超絶男子図鑑】Kis-My-Ft2 北山宏光さん裏話
撮影は12月初旬、都内ホテルにて。
車から降り立った北山さんは、ファンのかたにはお馴染みだというお気に入りのバケハをかぶったオシャレな私服。
エレベーターへと案内し、超絶男子図鑑の取材では恒例の挨拶「本日はお忙しい中ありがとうございます」と申し上げると、フッと微笑まれてひと言。
「いやいや、こちらこそありがとうございます」
ここで当方、大失敗に気付きました。
取材させていただくのが久しぶりだったのですっかり失念していたのです。
世に言う「北山爆弾」を。
そう、あの魅惑の低音イケボをエレベーターという狭い密室で聴いてしまったのです。丸腰ノーガードで、鼓膜を直撃する北山ボイスを食らった耳が瀕死の状態になったので、口をつぐんでエレベーターが37階に着くのを待ちました。
スィートルームまで長かったです。
お部屋に到着すると北山さんは早速ベッドルームとリビングルームを一通りチェック。この日はとても清々しい冬晴れで、大きな窓からは富士山が見えていたので北山さんも景色に驚かれたよう。
軽食や飲み物の種類も確認され、お茶のペットボトルを1本手に取られ、お支度のため、パウダールームへ入られました。白シャツ(今回は連載初、若干ブラウス寄りかもしれません)に着替えてパウダールームから出てこられた北山さんの手にはスマホが。
先ほど富士山がくっきり見えていた窓からの景色が少しずつたそがれていく一瞬を撮影されたいようなのですが、なぜか窓ギリギリには近寄れないご様子。
ほかのスタッフは窓に張り付いて写真を撮ってるのですが、北山さんだけはやや腰がひけています。高所恐怖症でいらっしゃるのでしょうか。
そう言えばスィートルームを探訪されていた時、スタッフの1人が「こんな部屋に住みたいですよね」と言ったら、
「いや、俺は住みたくないけどね!」「下、見れない。こえー」とおっしゃってた気がします。
さて、撮影開始。
これまでの超絶男子図鑑のスクラップをお見せし「大人セクシー連載です」と申し上げると、「うん、はい」と力強く頷かれ、頼もしいことこの上ありません。
ベッドに上がっていただき、いよいよ撮影スタート。
最初ボタンが1つしか外れていなかったのでスタイリストさんに「もう少し外してもらえますか」とお願いすると自らボタンを外してくださる北山さん。
「年上女性とデートしたあとで2人きり、というシチュエーションがテーマです」と申し上げると「えへへ、そうなるよね♡」というリアクションが、チャーミング!
シャツが少し透けていたので布から肌の色が浮かび上がり何ともセクシー。
はだけすぎる瞬間があったので「もう少し肌見せ抑えますか」とカメラマンと相談しているとご本人も「あら!」とつぶやかれ、苦笑しながら胸空きを調整する場面も。
途中ダメ元で「おなかのほうは、チラ見せできますか?」とうかがうと「ん?」と言いながらも下の方のボタンを外し、パンツに手をかけて少し下げてくださることで黄金のトライアングルが出現。
きゃー!という声を飲み込み、STORYスタッフ一同無言で拍手!
ミラクルなカットばかり、撮れ高十分な撮影が無事終了し、北山さんは私服に着替えられてインタビュータイムへ。
撮影時は言葉少なだったのでまた忘れていましたが、インタビューとなると例の!あの!濡れたようなファンタスティックハスキーボイスが鼓膜をくすぐります。
コメントを考えてくださる時の
「なんていうのかなぁ……」
というちょっと鼻にかかった声の甘さに鼓膜が被弾に次ぐ被弾。
耳の興奮が抑えきれません。
ソーシャルディスタンスをとって離れているのに、すぐそばで囁かれているようなジェルボイスというかベルベットボイスというか。
声の遠近感がバグってきます。
北山さんは話が進むほどにリラックスしたムードに。話の後半はソファーにあぐらを書いた状態で
「事務所交友録? 最近は薮(宏太)しか会ってないからなぁ」「えー、ネタ、なんかないかな」とスマホのカメラロールをスクロール(前回の取材時もプライベートエピソードを伺った時同じことをされていました)。
かなり困らせてしまいましたが、なんとかエピソードを絞り出していただき、インタビューも終了。
バケハをかぶって「ありがとうございました!」と一礼して帰っていかれました。
甘い声の余韻に満たされたスィートルームでしばしスタッフも茫然自失。
ようやく内耳の回復ができたところでチェックアウトしたのでした……。
北山さんが大人セクシーを見事に表現してくださった「甘い夜」の様子はSTORY2月号で是非ご覧ください。
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シャツ¥36,300(GalaabenD)
撮影/金玖美 ヘア・メーク/大島智恵美 スタイリスト/柴田圭(辻事務所) 取材/柏崎恵理 構成/伊達敦子