好きじゃない人と結婚するのはあり? 幸せになれるパターンと後悔するパターンを解説|bis
「結婚は好きな人とするもの」という価値観を持っている人は少なくありません。しかし年を重ねるにつれて、恋愛感情を抜きにして、結婚を考えることも増えてきますよね。
好きじゃない人と結婚しても、後悔することはないのでしょうか? 今回は、好きじゃない人と結婚しても幸せになれるパターン、後悔するパターンについて解説します!
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好きじゃない人と結婚……後悔することはない?
好きな人、好きじゃない人。どんな人と結婚しても後悔することは必ずあるといっても過言ではありません。感情は移ろいやすいものですし、結婚生活は長く、すべてが計画通りにいくことは、ほぼないからです。
そのため、好きじゃない人と結婚すると後悔することはあるでしょう。しかしそれは同時に、好きな人と結婚したとしてもいえることです。
好きじゃない人と結婚を考えるとき
どんなときに、好きじゃない人とでも結婚したいと思うのでしょうか。自分がどのパターンに当てはまるかを知ることで、より客観的に自分を見つめることができるはず!
(1)結婚適齢期だと感じているから
結婚適齢期だといわれる時期が訪れると、恋がしたい気持ちより結婚がしたい気持ちのほうが大きくなるかもしれません。特に周囲の人たちが結婚し、話が合わなくなってくると、焦りが出てきてしまうこともあるようです。
(2)理想の男性に出会った
「こんな人と結婚したい」と思っていた理想の男性に出会ったら、結婚したいと思うはず。しかし理想だからといって、すぐに恋愛関係になれるわけではありません。結婚への意識が高まって、好きじゃない人との結婚を考えるきっかけになることもありそうです。
(3)家族などに急かされた
親がお見合いの話をもってきたり、友達に結婚を急かされたり、好きじゃない人とでも早く結婚してしまいたいという気持ちが芽生えることも。焦りというよりは、いろいろ言われるのが面倒な気持ちが大きいかもしれませんね。
(4)雰囲気
そんなに好きじゃないけどお付き合いをしている人がいて、なんとなく結婚の雰囲気に……なんていう人もいます。流されやすい人によくありがちですね。人生の大きな選択ですから慎重になりたいものですが、なかなかお断りしづらい事情もあるのかもしれません。
好きじゃない人と結婚しても幸せになれる5つのパターン
長い結婚生活の中で、後悔することはあっても、包括して幸せな結婚生活といえるのであればいいですよね♡ むしろ感情に流されて結婚するよりも幸せになれるパターンだってあるので、要チェック!
(1)価値観が合う
一緒に生活するにあたって、価値観は極めて重要です。離婚の理由として数多く挙げられるほど、価値観が違うことは結婚生活にとって命取りにもなるのです。
価値観が違うからこそ惹かれてしまうこともありますが、長く一緒に暮らすなら、価値観が合うほうが生活はしやすいでしょう。
(2)経済的に安定している
安定した収入があるということは、生活も安定しているということ。年齢的に適当な貯金と収入があれば、結婚相手としては申し分ありませんよね。また自分自身も経済的に安定していると、将来設計もしやすいです。
結婚する上で、お金の問題は切っても切り離せません。客観的に見た幸せは、安定の上に成り立っていることが多いですから、ぜひ経済基盤は重視したいものです。
(3)幸せな未来が具体的に想像できる
すべて計画通りにいくとは限らなくても、ある程度具体的な未来を思い描けるのは、結婚をするにあたって大切なポイントです。漠然と「幸せになれる」と思うだけでなく、妊娠出産やマイホーム購入、老後のことまで具体的に想像してみましょう。
(4)愛されている
愛されるほうが幸せになれるという説は、あながち嘘ではありません。愛されていると、自分の希望が叶いやすく、幸せな結婚生活に繋がるかもしれません。ただし、相手が疲弊してしまわないように歩み寄る努力も必要です。
(5)話し合いができる
意見がぶつかってしまったとき、冷静に話ができるというのも、結婚においては重要なポイントです。聞く耳を持たない相手と結婚生活を送ると、ストレスになってしまいます。また、自分自身も、しっかり話し合いができる大人に成長できているか考えてみましょう。
好きじゃない人と結婚して大きく後悔する4つのパターン
好きじゃない人と結婚することで、後悔が大きくなってしまうこともあります。人生における大きな選択。間違えないよう、慎重になりたいですね!
(1)人の意見に流される
自分の気持ちでなく、人の意見に流されて結婚すると、後悔しやすいです。「あの人のせいで……」と人を責める傾向になるでしょう。自分の人生にとって大切な選択だからこそ、自分の意志で決定することが大事です!
(2)お金だけで決めた
結婚生活においてお金は大切です。しかし贅沢な生活に憧れるがゆえに、お金だけで結婚を決めると、大きく後悔することもありますよ。
お金持ちだからこそある苦労もありますし、性格が合う合わないだってあります。長く一緒に生活する相手だからこそ、その人自身を見ることを忘れないで。
(3)スキンシップもつらい相手と結婚
好きじゃないといっても限度はあります。スキンシップをするだけでもいやな相手と結婚すると、共同生活すらつらくなってしまうことも。それはもはや「好きじゃない」ではなく、「嫌い」「生理的に無理」なのかもしれません。
(4)比較対象として好きな相手がいる
好きな人と結婚するか、好きじゃない人と結婚するかの二択で悩んでいる場合、後悔する可能性は高いかもしれません。具体的な比較対象がいると、つい比べてしまいがち。「隣の芝生は青く見える」ともいいますから、将来的に、選ばなかった「好きな人」を見て、大きく後悔することもあるかも。
好きじゃない相手と結婚を考えるときは、後悔しない選択をしよう
「好き」という気持ちがいつまでも持続するとは限りません。好きじゃない相手と結婚したほうが、冷静に結婚相手を見極めることができて、幸せな結婚生活を送れることもあります。大きくライフスタイルが変化する選択ですから、慎重に考えて、幸せを掴みましょう♡
Text_Kanato Suzaku