【円神】笑いたっぷりのボーイズトーク【中林さん、中谷さん、A.rikさん/後編】

『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生から構成された9人組のパフォーマンスユニット「円神」がJJに初登場!グループ活動にとどまらず、それぞれ個人でも活躍の場を広げている話題のグループを徹底解剖します。先日グループ結成2周年を迎え、さらにパワーアップする「円神」の魅力とは?メンバーを3人ずつ選抜した3部作で、ボリュームたっぷりにお届けします。前編に引き続き、今回トークするのはA.rik(エーリック)さん、中谷日向さん、中林登生さん

JJ世代に聞いてほしい「円神の楽曲」をプレゼン!

Q5 JJ世代におすすめの一曲は?

— 10代後半から20代前半がターゲットのJJ読者に聞いてほしい、円神の楽曲を教えてください。

A.rikさん「『Dressing is a way of life』。オシャレに多感な時期かなと思うので、ファッションがテーマの曲を選びました。自分らしいファッションってなんだろうとか、自分のファッションがどう見られてるかとか、ついつい考えちゃうと思うんですけど、『自分らしくいこう』っていう歌詞の通り、自分らしくいていいんだよっていうことを伝えられたらなと。ファッションだけじゃなく、就職選びにも当てはまりますね。自分らしく夢を叶えなきゃもったいないと思うので、自分を見つめて、自分が好きなものに夢中になる。その背中を僕たちが押せたらいいなと思います」

中谷さん「『Addicted』。いつもの円神とは一味違って、大人っぽいところが魅力です。JJ世代なら、ちょっと背伸びしたいときに聴いてほしいですね。好きになってしまってどうしようもないみたいな恋愛がテーマの曲なんですけど、中毒という意味では自分にとっての推しも一緒なのかな。その人にハマって抜け出せないみたいな。そんな歌詞にも是非注目して聴いてみてください!」

中林さん「デビュー曲の『ENJIN』。挫けても一人じゃないから立ち上がろう!っていう前向きな楽曲なんですけど、僕ら含めちょうどこの世代って、たくさん挑戦してたくさん失敗した方がいいと思うんです。若いからこそいろいろなことにチャレンジできるし、もしうまくいかなかったらこの曲を聴いてほしい。円神からの応援ソングです」

Q6 自己紹介曲『We are ENJIN』のこだわりポイントは?

— 自己紹介曲として話題の『We are ENJIN』。その聴きどころを教えてください。

中谷さん「メンバーのキャラクターが分かる、自己紹介ラップに注目してほしいです!僕らの普段の姿やSNSの様子からそれぞれに当てはまる歌詞を書いていただいたんですけど、そこから自分たちでアピールしたいポイントを盛り込んだりして、オリジナル感たっぷりに仕上がりました」

— 最初渡された歌詞から、自分たちで変更されたところもあるんですね!

中谷さん「そうですね。僕の場合は最初『ひゅーがとまつげ 美意識アゲてこ』っていう歌詞だったんですけど、どっちも美容になってしまうから、まつげをバイブスに変えました。『なにわ育ちのカリスマギャル』は決めていただいたもので、あとに続く『(ぎゃう)』は、自分で追加しました!ちょこちょこ言葉を入れ替えた感じですね」

中林さん「俺ももともと関西弁じゃなかったんですけど、自分らしく全部関西弁にしました。ツッコミ担当なので、『なんでやねん』とかツッコミフレーズも入れて。最後の『“お兄さん”て、呼んでくれてもいいんやで』はもともとあったもので、個人的にお気に入りです」

A.rikさん「僕は結構全部変えちゃいました。出だしの『おっと!』は、僕がプロデュースしている『%psh (oopsh/ウップシュ)』というブランドに関連するワードで、『(Lucky)』は僕が好きな言葉。『おえかきピーターパン』も僕のキャッチフレーズで、一つ一つに意味があります。『ファッションショー』と『圧倒勝』は、もともとあった歌詞です!」

— 皆さんすごくこだわって、ラップパートを制作されたんですね。

中林さん「それぞれが思いを込めた独自のパートってところがいいですよね。内容が本当に全然違いますし!そういうところが円神らしくて好きです」

Q7 他のメンバーとの最新エピソードを教えて!

— おまけに…!最近あった他のメンバーとの“おもしろ話”を教えてください。

中林さん「仙台のツアー中の話で2つあります!1つは、ソル(宮里さん)のスリッパ事件。仙台から車で帰るとき、2チームに分かれたんですよ。僕のチームはソルと、稜之(草地さん)と、A.rikの4人。それで1時間半くらい走ったのかな。パーキングエリアに着いたんですけど、そこでソルの靴がないって大騒ぎになって(笑)。履いていたのはサンダルだったんですけど、『どこで脱いだっけ?』ってソルが大慌てで…」

— サンダルがないことに気づいたのはパーキングエリアでしたけど、仙台を出発したときから実はサンダルがなかったということですか?

中林さん「そうです。ソル、家と勘違いしてサンダル脱いでから車に乗ったんです(笑)。おそらくそのまま道路にサンダルを置いてきたみたいで。ちょっと天然なんですけど、さすがにヤバいなと思いました(笑)。あともう1つは、稜之の薄っぺらい問題。これも仙台からの帰りなんですけど、よくメンバーから『薄っぺらい』って言われる稜之が、真剣に『薄っぺらいって何だろう』って、携帯で『薄っぺらい人間とは』って検索し始めたんですよ。そしたらいろいろ書いてあったなかに、薄っぺらい診断テストみたいなものを見つけて。『薄っぺらい人じゃないってことを証明してやる!』って10分くらいかけてやってたんですけど…」

— 気になる結果は?

中林さん「診断結果に『吹けば飛びそうなほど薄っぺらい人間です』って書いてありました(笑)。めっちゃいいやつなんですよ。真っ直ぐで一生懸命で。でもコメントになるとサラッと普通のことを言って終わるから、薄っぺらいって言われちゃう」

中谷さん「真面目だからこそ、薄っぺらく見えちゃうんだよね」

中林さん「でも稜之には『今のままでいいよ』って言って。絶対そのままの稜之が魅力的だし、何も考えずにそのままでいてくれた方がいいなって」

中谷さん「ちなみに僕も稜之なんですけど…。稜之の私服が、僕と全く同じ格好だったんですよ。ブランドも色も全部一緒。いつも自分が着てるパーカーとスラックスで現場入りしてきて、『え?何で?』みたいな。聞いたら『お母さんが買ってきた』そうで」

中林さん「稜之のお母さんが日向のファンなんですよ!」

— 稜之さんはお母さんが買ってきた服が、日向さんの普段着ている服だということを認識されているんですか?

中谷さん中林さん「絶対分かってる!」

中谷さん「嬉しいのは嬉しいんですけど、なんか恥ずかしくて…。それからそのパーカーは着れてないですね(笑)」

— 最後A.rikさんは何かありますか?

A.rikさん「おもしろ話からは少し逸れるんですけど、ちょっと前にくーまー(熊澤さん)の舞台を登生(中林さん)と稜之(草地さん)と見に行ったんです。どんな内容か聞かずに行ったら、くーまーがセクシーな感じの役で。女性を口説いたりとか、自分の手にキスするシーンもあって、もうびっくりしました。普段のくーまーはフェミニンな感じで、そういうセクシーな要素があまりないので、ついつい見ているこっちが恥ずかしくなっちゃうみたいな。これからは事前に聞いてから行こうと思います!」

— ありがとうございました!

9月7日リリース1st Album「O」

6月に先行配信された円神の自己紹介ソング『We are ENJIN』を含む10曲が収録。円神のこれまでの軌跡をまとめた64Pフォトブックも付属し、彼らの2年間を振り返りながら、これからの活躍に期待ができるアルバム。

新感覚のパフォーマンスユニット “円神”って?

様々なジャンルで活動する、A.rik(エーリック)、草地稜之、熊澤歩哉、瀧澤翼、中谷日向、中林登生、中本大賀、宮里ソル、山田恭の9名によるパフォーマンスユニット。2020年6月15日に結成され、先日2周年を迎えたばかり。「歌×ダンス×芝居」が融合したパフォーマンスショーを展開。夢を目指す9人が“エンジン”全開に出逢った“縁”を繋ぎ、円を描き“円陣”を組んで、ファンの皆様と共に新しいステージや楽曲を生み出していくというテーマをもとに、ライブ、舞台、声優、ファッション関連など幅広く活動中。

3人のボーイズトークいかがだったでしょうか?円神のおすすめ楽曲や、他メンバーとのエピソードを聞いている際、「これは被らないかな」と他チームとの被り問題を気にしてくださり、ここでも円神のチームワークを実感しました。

次回のケミトークは草地稜之さん、中本大賀さん、山田恭さんの3人です。お楽しみに!

フォトギャラリー(全4枚)

撮影/tAiki ヘアメイク/Kanako 取材・文/所 優里 構成/石津愛子