『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生から構成された9人組のパフォーマンスユニット「円神」。結成して2周年を迎え、9月7日には1st Album「O」のリリースも決定！グループ活動だけでなく、個々の活動も広がっていく彼らの素顔をとことん暴いていきます♡ さらにパワーアップする「円神」の魅力や知られざる一面など、今回ボーイズトークを繰り広げるのは草地稜之さん、中本大賀さん、山田恭さんの３名！背高のっぽ3人組のケミトークを早速チェック。

新感覚のパフォーマンスユニット “円神”って？

グループ結成2周年！メンバーに聞く「円神の魅力」

Q1：円神の強みはどんなところ？

＜写真左から＞草地稜之さん、中本大賀さん、山田恭さん

— グループ結成2周年おめでとうございます！改めて円神のグループとしての魅力を教えてください。

草地さん「全員が違う色を放っていて、それぞれにしか出せないカラーを持っているところですかね」

山田さん「まさに9人9色！性格、ビジュアルも含めて、誰一人かぶってないところが魅力だよね」

草地さん「得意、不得意なものも違うので、お互いをカバーし合えるグループなのかなと」

中本さん「それぞれ個人仕事も充実していたりとか、自分の個性を活かせる場所で一人一人が頑張っているから、グループであるようでグループでないというか。『グループならこうあるべき』っていう一つの枠にとらわれていないところは強みかなと思います。それぞれの分野で学んできたことをグループに持ってこられるのは円神ならでは！」

Q2：これまでの活動で、一番印象に残っていることは？

— この2年間でたくさん充実した活動を送られてきたと思いますが、特に印象に残っていることを教えてください。

山田さん「一周年ライブ。デビューステージは舞台だったので、初めてライブという形で歌とダンスを披露したんです。もう『ライブってこんなに楽しいんだ！』っていうことをすごく実感しました。『お客さんの前で歌って踊るってこんなに気持ちいいんだ！』って」

— 山田さんは円神の演出担当だと思いますが、その一周年ライブではどんなところにこだわったんでしょうか。

山田さん「そのときは初めて音を作りました。それまでにリリースした円神の楽曲をリミックスで繋ぎ合わせて、ダンスナンバー用に。尺だと2分くらいなんですけど、寝る暇もないくらい大変でした。楽曲のどこを使うかも自分で考えて、夜中までパソコンで編集して…。当たり前なんですけど、それぞれBPMが違うんです！なので、効果音を入れたりリズムを早くしたりして、調整を重ねました」

— 実際に手間ひまをかけて作った音楽がライブで流れたとき、どんなことを感じましたか。

山田さん「とにかく達成感ですね。わりと反響もあったので、嬉しかったですし。思い出になりました。ほかにもお客さんをドキドキワクワクさせるような演出を盛り込んだり。基本的に僕がメンバーの代表としてスタッフさんと話し合ったりもするので、それぞれからもらった9人分の意見を大切にしています！」

— 中本さんはいかがでしょうか。

中本さん「僕も一年前くらいのことになるんですが、話し合いがヒートアップしすぎて揉め合いになってしまったことが一度だけあるんです。円神は何もかも自分たちでプロデュースするグループなので、メンバーとの話し合いの機会も多くて、ぶつかることが多々あるんですよね。ただみんな円神を良くしたいって思いが強いからこその意見だってことも分かっているから、ぶつかることは悪いことじゃないと思いんですけど…そのときだけはお互いに譲れなくて」

— その後、どのように仲直りされたんでしょうか。

中本さん「それがケロッと口々にごめんねみたいな感じで、普通にTikTok一緒に撮ってました（笑）。みんな切り替えは早いので！」

— 草地さんはどんなことが印象的でしたか。

草地さん「特定の出来事ではないんですけど、この2年間で自分に対するやるせなさを感じることが多くて、悔しい思いをたくさんしました。円神って得意なことが集まっているメンバーなんですけど、僕だけ得意なことがなくて。みんな人に教えられるようなことがあるのに、僕だけいつも教えてもらってばっかり。昔からそんな泣くような人でもないのに、円神に入ってから泣くことも増えました。僕にできることって何だろう、円神で一番自分が勝っていることって何だろうって模索している日々なんですけど、やっぱり円神で一番ファンをつけて、円神にファンを持ってくることが僕にできることなのかなとは思っていて」

— そのためにSNSを頻繁に更新されているとか。

草地さん「SNS一番頑張ってます。5月にKCONがあったんですけど、そこから毎日投稿してますね。絶対に写真付きで。少しでもファンの皆さんに親近感を持ってもらいたいですし、推しのちょっとした話が聞けるだけでも嬉しいじゃないですか。今後も毎日更新を続けて、いつか円神とメンバーに対する恩返しができたらいいですね！」

Q3：自分以外の2人の魅力を教えて！

— ここまでグループについてのお話を聞いてきたんですが、今日一緒に撮影する自分以外の2人について、他己紹介をお願いします！

草地さん→中本さん「大賀（中本さん）は、バラードを歌っているときの表情が好きです！ブレスの使い方がキレイで、マイクを持っているときの見せ方は円神のなかで一番上手いなと思います。キャラクター面では普段どちらかというといじわるですが…（笑）。たまに出る優しさがギャップで、さりげない優しさでも倍に感じます」

草地さん→山田さん「円神のムードメーカーです。恭（山田さん）の周りでは、絶対笑いが起きてます。ずっとおちゃらけているかと思えば、撮影とか仕事になるとガラッと表情が変わって、恭にしか出せない表情とかポージングを見せてくれるのも魅力的。あとはグループのなかで恭のダンスが一番好きです。体の使い方がキレイ！」

中本さん→草地さん「オーディションの練習生時代から、一番顔がカッコいいなと思ってました。それは今でも変わらなくて、ビジュアル面での魅力はズバ抜けているし、円神の顔。あとはストイックな一面も！歌ダンスラップを未経験の状態から始めて、メンバーに遅れを取らないように今もよく一人で練習してますね。他のメンバーに言わず陰ながら努力を重ねてくるタイプなんですけど、練習していることは僕らもちゃんと知ってます」

中本さん→山田さん「ライブの演出をメインで考えてくれているんですけど、みんなの意見をしっかりまとめて、一人一人がどうしたらステージの上で輝けるかを考えてくれます。スタッフの方とも話し合ってくれるのは恭ちゃん（山田さん）ですし。ただ彼は“集中”って言葉が嫌いなんですよ。よく集中できないって言っていて、本当にその通りなんですけど、ライブの演出になると人が変わる（笑）。好きなんだろうなって思います」

山田さん→草地さん「草地くんは天然で、一言でいうなら“残念なイケメン”です。でもそれが彼の魅力で、イケメンで中身もカッコよくて何でもできるオールラウンダーだから、ちょっと抜けているくらいがちょうどいいんです（笑）。失敗してもなんか憎めない、愛くるしい人です」

山田さん→中本さん「中本くんは、キレイな顔立ちで美しいです。身長も高いのでステージで映えますし。彼がいないと円神としての華やかさが欠けてしまうし、改めて重要な存在だと思います。円神の攻撃力みたいなところを担ってくれていますね」

Q4：グループとして3年目の抱負は？

— 円神として3年目に突入されました。3年目はどんなことに力を入れていきたいですか？

草地さん「個人的にはコラボ系をやっていきたいです。先日サンリオさんともコラボさせていただいたんですけど、誰かと一緒にライブをする機会とか、またコラボカフェも挑戦してみたいですね」

中本さん「ライブの会場規模を広げていきたいです。これまでも少しずつ会場が大きくなってきてはいるので、3年目はZeppに立ちたいなと」

山田さん「Zepp立ちたいね…。ライブハウスからホール、アリーナときてドームみたいな。一つずつ段階を踏んでいくのが理想です。やっぱり演出の幅が広がるんですよ！できることが増えていくのを体感したい」

—ちなみに会場が大きくなったとき、どんな演出をしてみたいですか？

山田さん「特効、レーザー、スモークとか。紗幕も使いたいですし、やりたいことだらけですね。ただ意外と円神って、特効が映えそうな楽曲がないんですよ。だからそれも準備したいですし、『TREASURE』の最後にパーンって銀テープを飛ばすのも夢です」

中本さん「いいね！あと中野サンプラザがリニューアルするらしいので、その前に立ってみたいんですよね。以前別の番組収録で伺う機会があったんですけど、より9人で立ちたくなりました」

草地さん「ステージ繋がりで、僕は『TGC』に出たい！コレクション自体もまだ経験がないんですけど、9人でステージを歩いて、そのあとにパフォーマンスするとか…。是非よろしくお願いします！」

フォトギャラリー（全5枚）

プロデュース力が武器の円神の皆さん。この日も「白トップス」というオーダーのもと、思い思いの自前衣装で登場！白は白でも、草地さんはシャツ、中本さんはカットソー、山田さんはプリントTシャツというバラバラのコーディネートで、ここでも円神の“9人9色”の魅力を発揮。撮影シーンでもお互いに盛り上げるなど、仲の良さが光っていました。

後編ではメンバーの仲良しエピソードや、新曲のおすすめポイントを掘り下げていきます。お楽しみに！

撮影／tAiki　ヘアメイク／Kanako　取材・文／所 優里　構成／石津愛子