【私の“ブランド立ち上げ”ストーリー④】パリで一念発起!現地スタッフと制作したブラウスが大人気に

自分のブランドを立ち上げ、夢のポップアップまで実現している方を最近よく見かけるようになったけれど、みんな実際どうやって始めたのか、そこにはどんな舞台裏があったのか。ブラウスが大人気のアパレルブランド「aLORS」(アロー)を立ち上げたAyaさんはパリ在住。リモートで打合せを重ね、日本でのポップアップも成功させました!

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私たちのポップアップまでのストーリー
オンライン時代のいま、
地方や海外からもリモートで
漕ぎつけました

aLORSディレクター
Ayaさん(30歳)

渡仏前は銀行やベンチャー企業に勤務。パリにてバイヤー業と並行して、ヨーロッパのスタッフで作るアパレルブランド「aLORS」を立ち上げる。2022年百貨店ほか、セレクトショップでのポップアップも開催。

夫の駐在先パリにてブランド立ち上げ
ヨーロッパで作ることにこだわっています

パリの環境に慣れず落ち込んでいた頃、心配して日本から来てくれた母とマーケットを訪れると、日本未入荷のバッグなど可愛いものがたくさん。当時はフランス語ができず、パリでファッションの仕事に就く夢は諦めかけていたけれど、「自分でやればいいんだ!」と気がつきました。買い付けをして、フリマサイトやインスタで販売開始。並行して、買物代行を始めるとハイブランドのリクエストをたくさんいただき、2020年はバイヤー業に徹していましたが、次のステップに進みたいと思うように。パリに来て私が思ったのは、マダムたちのファッションが素敵なこと。彼女たちのように、日本人にも自由に服を楽しんでほしくて、自分でブランドを立ち上げ、フランス人のデザイナーたちと一緒に服を作ることを考え始めました。小さなアトリエに話を持ちかけると「面白そうだね!」と賛同してくれ、仲間を集め「aLORS」(アロー)を立ち上げました。最初はパリのエッセンスを加えたブラウスを3型制作。いざ始めると、フランス人は仕事が途中でもバカンスに行っちゃうし大変なことだらけですが、「なんで日本人はそんなに体型を隠す服を作りたがるの?」など日本にいないからこそできるディスカッションを通してブランド作りができることを有意義に感じています。

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撮影/木村 敦 取材・文/栗生果奈、高橋夏果 取材協力/金剛加奈絵 編集/髙田彩葉
*VERY2022年8月号「自分のブランド作りを実現した、みんなの軌跡。」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
*掲載エピソードは個人の体験談です。商業施設や百貨店等へのお問い合わせはお控えください。