映画のヒロインたちが教えてくれる。「失恋から立ち直るコツ」

失恋の立ち直り方って人それぞれですよね。

すぐに気持ちを切り替えられる人もいれば、なかなか前に進めない人もいる。考えてもわからないこともあれば、その逆もそう。

そんなとき、ちいさなヒントをくれるのは、同じく恋に傷ついた映画のヒロインかもしれません。

今回は、映画に出てくる「失恋の立ち直り方」をご紹介したいと思います!

 

とにかく外に出る! /『ホリデイ』

 
同じ時期に失恋してしまった二人の女性。二人はクリスマスホリデイを利用して、お互いの家や車を交換して暮らしてみることに… 。

 

「ホームエクスチェンジ」をテーマに、失恋と新たな出会いが描かれるラブコメディ『ホリデイ』。

 

高まるクリスマスムードに心踊る出会い。なにより、主演のキャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットがとびきりかわいい映画ですが、まず、恋で辛いと感じているときは、家にいるのはダメです。どこでもいいから、外に出かけましょう。

 

外出する気分じゃない!

誰にも会いたくない!

 

もちろんそれはそうだと思います。だけど、自分の家って基本的にひとりだし、特にすることもない。そうなると、考えることに集中する。考えすぎる。結果、深く考えすぎて、悲観的になっちゃう。

 

自分の家には彼と過ごした思い出なんかもいっぱいあったりして、ますます寂しくなってしまいます。

 

環境を変えると、気分も変わるものです。

 

『ホリデイ』のごとく思い切らなくても、近所にちょっとお散歩でもいいです。

すると、パジャマで行くわけにはいかないし、ちょっとくらいはメイクもしますよね。

 

どんなに気分が落ちこんでも、それなりにちゃんとした服を着て、メイクもして、そういう自分でいてみる。それだけで、少しくらいは気分がパッと明るくなるんじゃないでしょうか。

 

友達に頼る /『失恋からの立ち直り方』

 
アラサーで、6年付き合った彼氏にフラれる。そんな、ドン底に救いの手を差し伸べてくれたのは、やっぱり友達だった!

 

ペルー映画『失恋からの立ち直り方』は、つらいとき、友達ってありがたいなー!としみじみ思える作品。

気のおけない友達と笑ったり泣いたり、とことんワイワイして、少しずつ良い方へと導かれていきます。

 

また、親しい人に相談すれば、自分の現状を客観視することもできます。

 

例えば、「一方的にフラれた」「彼ってほんとサイテー!」と思っていても、実はそうじゃなかったり。

 

振り返ってみると、「なんだかうまくいってない感じ」、「いびつな感じ」がふたりのあいだにあったのかもしれません。

 

自分ではなんとも思っていなかったことでも、彼を傷つけていたり、幻滅させていたり。自分では気付いていなかったことってけっこうあるものです。

 

恋に破れたときは、キツイことでもズバズバ言ってくれる友達、最終的には笑い飛ばしてくれるような人に頼るといいと思います。

 

失恋したとき忘れないでほしいこと

 
失恋して傷ついたとき、覚えていてほしいことがあります。

 

それは、また好きな人ができるよということ。

 

これが初恋じゃないならば、

「もう恋なんてこりごり」とそのときは思っても、そこから立ち直って、また新しい恋をして……その繰り返しをしているはずなんです。

「私はまた恋ができる」と自信を持ってください。

 

気をつけてほしいのは、この恋自体を否定したり、自分を責めたりは絶対しないこと。

 

「彼女しかいないと思うでしょうけど、私は思わない。今は思い出が一杯でも振り返ってみて」

『500日のサマー』という映画にも、そんなセリフが出てきます。

 

たった今失った恋は、「絶対」でもなければ「運命」でもない。ふりかえればそんなこともあったな。って思える日が絶対に来ますよ。

 

どんな恋愛からも、学ぶことは必ずあります。失恋は自分をランクアップさせるもの! ぐらいに前向きにとらえて、次にいきましょう。ね。

 
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Edit・Text_Megumi Fukasawa