2021年04月11日 20:00
/ 最終更新日 : 2021年04月11日 20:00
CLASSY.
CLASSY.スタッフが本当に買ってよかった靴・バッグ3選|シャネル、ヴィトン他
普段から撮影でたくさんの洋服や小物を目にし、自身もショッピング好きが多いCLASSY.スタッフ。そんな彼女たちに、「特別思い入れのあるお買い物」のエピソードを聞いてみました。第2回は靴・バッグ編です。
ルイ・ヴィトン ダミエ ネヴァーフル MM ペガス・レジェール 55
骨格診断アナリスト/ライター 棚田トモコさん
15年くらい前、ライターを始めてまだ2、3年目の当時25歳。JJの仕事で毎日、大忙しでした。まだ細かい取材も多く、連日おとずれていた徹夜作業を経たある日の朝。築地でお寿司を食べて、仲良しの編集さんと一緒に勢いで銀座松屋のルイ・ヴィトンへ。徹夜明けなのに二人して並んで、バッグとスーツケースをセットでお揃買い! …その時の勢いやノリって、今ではもうない気がするし、「仕事を頑張ろう」って、自らを鼓舞していたなあと、懐かしくなりますね。
最近は出番が少なくなってしまったけど、バッグは仕切りがないので荷物がバサッと入って使いやすく、毎日のように使っていました。荷物が多くてもハンドルが丈夫なのが有難いし、シックなダミエは程よいブランド感もあって。キャリーは機内持ち込みできるサイズだから、国内出張も多い頃だったので大活躍しました。セットで使うとさらに気持ちがあがります。コロナで仕事のやり方や面白さも変わってきてはいるけれど、このバッグたちを眺めると、懐かしいだけでなく時代の移り変わりも感じますね。
モノグラムにするかダミエにするかは毎回迷うけれど、年齢を重ねてきて、あの時ダミエにしてよかったなと思うし、(骨格診断で)ストレート体系なので、シャープな市松模様のダミエの方が似合うから、自分の判断は正解だったと思います(笑)。
昔だったら、ルブタンのヒールなどでばっちりキレイめに着るところですが、最近はいかにゆるっと着るかが気分だと思うので、今合わせるならゆるパンとかでらくちんに着こなしたい。これから自由に色々出かけられるようになったら、これでたくさん旅行したいと思います。
ボーダートップス:INSCRIRE
パンツ:STUNING LURE
コート:Acne Studios
パンプス:PELLICO
CHANELの バレエシューズ
エディター/ライター 広田香奈さん
シャネルの靴といえば、バイカラーシューズというイメージがあり、いつかは履いてみたいとずっと憧れていました。ただ、”カジュアル命”で生きてきた20代の頃は、圧倒的エレガントな存在感を放つこのバイカラーシューズをまだ履きこなす自信はなく…。
ある日、たまたま青山で見かけた40代くらいの女性が、シンプルな服(確かその人は黒ニットにデニムの服装でした)に、さらりとこの靴を履いているのを見かけて、「うわぁ、あんな感じで私も履きたい!」と思ったんです。それで去年、あっさり衝動買いしてしまいました! 単純ですが、憧れからくるオシャレはやっぱりすごくテンションを上げてくれます。
31歳の今も、このバイカラーシューズが自分に相応しいだなんて、まだまだ口が裂けても言えません(笑)。でも「この靴が似合う女性になりたい」「シンプルで品のあるものを着こなせるようになりたい」という想いが、日々のモチベーションになっていることは確かです。それはきっと内面も備わっていないと醸し出せない雰囲気だと思うので! 内面も外面も、自分をもっと磨こうと思わせてくれる一足です。
コーディネートする時は、靴がバイカラーなので、洋服はワントーンでまとめることが多いですね。私は普段から黒の洋服や小物が多いので、バイカラーが程よくアクセントになってくれます。
シューズ:CHANEL
ワンピース:HELICONIA(vintage)
バッグ:Bottega Veneta
セリーヌの ヴィンテージバッグ
スタイリスト 栗尾美月さん
専門学生時代に古着が流行っていて、よく古着屋巡りをしていたりしていた時に、大阪アメ村のヴィンテージショップで見つけたのがこのバッグ。元々カーキは好きなんですが、特にこの色味が、普段のデニムやスニーカーのカジュアルにも合わせやすくて気に入りました。ヴィンテージではありますが、自分にとって初めてのハイブランド&かっちりバッグとなりました。レザーでこの色味はあまり見たことがないし、ブランドロゴも控えめで、一周回って今っぽいので、最近またよく使っています。がま口みたいになっているので物の出し入れがしやすく、中にクラッチを入れておいて、レストランに行く時にはクラッチだけを取り出して…そんな風に使うことが多いです。斜めがけもできて雰囲気を変えられるのも楽しいですね。
愛用し過ぎたため傷がやや目立つので、1回目はお直し屋さんで色補正を、その後は自分で色補正のクリームを買って日々お手入れをしています。傷が目立ちやすい分、きれいにするとわかりやすくきれいになってくれるので、直して使おうと思えます。元々大雑把な上、トレンドアイテムが好きで、靴などは履き潰したりする性格だったので(笑)、ちゃんとメンテナンスして使おうと思えるきっかけになりました。
きちんと見えるのか、持っていると大人の方によく褒められるし、幅広い世代の人に好評です。何にでも合うから、コーディネートに困った時の救世主。最近は大きめのトップスにてろっとしたパンツやリラクシーな服装が気分なので、どカジュアルでだらしなく見せないためにも持ちます。
バッグ:old celine
トップス:coen
パンツ:stunning lure
パンプス:zara
思い出の品や憧れブランド…、自分にとっても”特別”な小物は、コーディネートを格段にランクアップしてくれますね。
お次は「ジュエリー・時計編」です。さらなる思い出エピソードを披露していただきます!
※掲載のブランド品は本人私物です。ブティックへの問い合わせはご遠慮ください。
取材/田村宜子 編集/本間万里子(CLASSY.編集部)