我が家の”殿堂入り”おやつ、教えます【Martist三木芽久美】

ステイホームで偏りがちな栄養と運動不足。子どもたちにとって、おやつの時間ははずせないけれど、市販の洋菓子だと、カロリー、糖分、脂肪分が気になり、おやつ=マイナスなイメージがつきまといます。何か打開策はない かとあれこれ調べていたところ、出合ったのが「煎り大豆」でした。

試しに作ってみたら大ヒット! 子どもたちの みならず、大人まで、家族全員が完全にハマってしまった、我が家の殿堂入りおやつです。

 

作り方

1.ボールに乾燥大豆を入れて、熱湯を注ぎます(乾燥大豆はスーパーマーケットの乾物コーナー等で購入できます)。フタをして1 時間以上つけておきます。寒い時期は途中で一度お湯を変えると GOOD!

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2.大豆が 1.5倍くらいのサイズになったら、ざるに上げ水気を切ります。

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3.2を風通しの良い場所で乾かします。天日がおすすめですが、難しい場合には室内でもOK。

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4.表面が乾いたらオーブンシートを敷いた天板に敷き詰めて、まずは 200 ℃で 30 分。焼きが足りない場合には 様子を見ながら時間を足します。表面が色づいてきたら、焦げるのを防ぐためにアルミホイルをかけてくださいね。芯までカリカリになったら完成です。

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香ばしい香りにそそられて、いつの間にかネズミたちがキッチンへ集合。

おやつに大豆、小腹が減ったら大豆、食後に大豆……大人はお酒のおつまみにも大豆。子どもたちは煎り大豆が大好きすぎて、何かにつけて大豆を頬張っていますが、これならいくら食べていただいても気にならない、むしろウエルカム(笑)。そんなおやつの存在はとても貴重です。そのまま食べるのはもちろんですが、 サラダやお料理に加えるのもおすすめです。香ばしさ+タンパク質が UP します。

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そういえば先日、スーパーに買い物に行ったら、煎り豆を見つけました。節分の時期以外にもお取り扱いがあることにびっくりしました。黄大豆・黒大豆・青大豆・紅大豆の色合いがきれいな「4種の煎り豆」。できたての香ばしい香りに勝るものはありませんが、お味は上々。市販品も上手に取り入れながら、これからも”大豆生活”を楽し みたいと思います。

みなさんも良質なタンパク質がたっぷり摂れる煎り大豆を、おやつのレパートリーに加えてみませんか?

撮影・文/三木芽久美