大雪時に役立つ!プロに聞いた「エアコンの事前対策&対処法」【突然止まってしまったときは…】

近年は温暖化の影響で暖冬傾向ですが、都心部など普段雪が降らないところでも大雪に見舞われることがあり、過去に交通機関が乱れるなど影響を受けた方も多いのでは?大雪が降った際には、寒い中、エアコンの効きが悪くなってしまうなどのトラブルに遭う可能性もあります。そこで今回は、家電で有名な「三菱電機霧ヶ峰」に、突然大雪が降った場合でも困らないよう、エアコンのための事前準備や事後対策についてうかがいました。

近年は温暖化の影響で暖冬傾向

大雪時のエアコン対策の秘訣は「室外機」にあり!?

大雪の際のエアコン対策で、一番重要なのは「室外機」です。その室外機に関して、大雪が降る前の準備と、降った後に行うべき対策についてお伝えします。また、大雪の途中でエアコンの効きが悪くなってしまう理由やNG行動なども合わせて解説していきます。

大雪が降りそう!これだけはやっておきたい事前準備2つのポイント

【事前準備】

    大雪の際のエアコン対策で、一

    ①室外機周辺をあらかじめ掃除などをして十分なスペースを確保しておく。
    室外機周辺に十分なスペースを確保しておかないと、風通しが悪くなり、空気が室外機周辺に溜まってしまうため、エアコンの効きが悪くなってしまいます。エアコンを効率的に使うためには、空気がスムーズに流れるように、普段から室外機の周りのスペースを確保しておくことが重要です。

    大雪の際のエアコン対策で、一

    ②室外機のファンの前や横に、風をさえぎる物を置かないようにする。
    室外機周辺のスペースを確保していても、ファンの前や横に観葉植物や段ボールなどの障害物を置いていると、風を遮り、室外機の正面に雪が積もってしまう可能性があります。さらに、風に乗ってきた雪が積もることがあるため、室外機周辺の風通りの良さも考えて、動かせるものはできるだけ片づけておきましょう。

大雪が降った時、まずやるべきことは室外機周りの除雪!

【事後準備】

    大雪の際のエアコン対策で、一

    ①室外機の周辺に雪が積もっていたら…
    エアコンの電源は入れず、シャベルなどで吹き出し口の前が200mm以上空くように雪を取り除く。
    雪が積もった状態でエアコンを運転してしまうと、ファンが埋まっていることなどが原因で運転ができない場合があります。大雪が降った後は、まず室外機の状態を確認しましょう。雪が積もっているようであれば、周辺、特に吹き出し口前の雪を取り除くようにしてください。

    大雪の際のエアコン対策で、一

    ②さらに、室外機の上に雪が積もっていたら…
    積もった雪もできれば取り除く。ただし、室外機内部の雪には触らない。
    室外機の上に雪が積もっていると、風通しが悪くなったり、溶けた雪が氷になって室外機の熱交換器に張り付くなどしてエアコンの効率が悪くなってしまうので、できれば取り除きましょう。また、室外機内部のフィンによって怪我をする恐れや、フィン自体を傷つけてしまう可能性があるため、室外機内部の雪には触らないようにしましょう。また、お湯や水をかけて溶かすのも、かえって室外機の熱交換器に氷を溜めてしまい、フィンの目詰まりの原因になってしまいます。

大雪時によくあるエアコン問題を解決!

Q. エアコンが止まっちゃった!どうしたらいい?

A. 落ち着いて!エアコンの「霜取り」稼働中かも!

「霜取り」とは・・・
室外機の熱交換器に霜が付着すると、熱交換が十分に行われず暖房能力を発揮しにくくなるため、エアコンにはその霜を溶かすために、自動で霜取りを行う機能があります。霜取り時には、霜を溶かすためにあたたかい冷媒を室外機側にまわすため、室内機から冷たい風が吹かないよう暖房運転を短時間停止します。そのため、「止まった!」とビックリされるかもしれません。しかしそれは霜取りを行っているためで、少し時間を置くと通常運転を再開しますので、焦らずお待ちください。ちなみに、最近のエアコンは「プレヒート」という霜取り前に室温が設定温度を下回らないよう事前に室温を上げておく機能が搭載されているものもあります。

Q. 室外機から湯気が出ている!

A. 心配しないで!必ずしも故障ではありません

今回ご紹介した室外機の熱交換器についた霜を落とすために行う霜取り中は、熱交換器があたたかくなっているので溶けた霜の水分が蒸発して湯気となる場合があります。

大雪時に関するまとめ

大雪が降りそうな場合は、事前準備がとても大切です。天気予報などを見て降りそうな場合は、室外機周辺のスペース確保や障害物の片づけなど事前準備を行いましょう。雪が積もってしまった場合は、事後対策としてまず室外機周りの除雪を行いましょう。万が一エアコンが止まってしまうなどトラブルがあった場合は、上記を確認し、それでも動かない場合はご自身で対処せず、必ず専門の業者に連絡をしましょう。

それぞれのお悩みを解消できるエアコン選びを!

三菱電機は省エネ性や暖房性能に優れたエアコン開発に取り組んでいます

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    省エネのことを考えてエアコンの構造を一から見直して開発
    省エネのことを考えて構造を一から見直し、優れた省エネ性を発揮するFZシリーズを発売しています。また左右独立駆動のパーソナルツインフローを搭載しているので、強弱別々の風を送り出すことが可能なため、快適性にも優れています。

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    寒さの厳しい冬も、暑い夏もこれ 1 台。ズバ暖霧ヶ峰
    高精度なセンサー「ムーブアイ mirA.I.+」(搭載機種: FD シリーズ/ZD シリーズ)で、人の快適に合わせて「風あて」「風よけ」をするので寒いときは風あてですばやく暖め、 十分暖まったら自動で「風よけ」に切り替わり、乾燥を抑制します。またエアコン暖房は室外機に霜が付くと暖房運転を停止して霜を溶かす必要がありますが、ズバ暖霧ヶ峰は「快適ノンストップ暖房」(搭載機種:FD シリーズ/ZD シリーズ)で霜取り中も暖かさが途切れず※、快適が続きます。 ※使用環境・住宅構造などにより効果が得られない場合があります。

三菱電機はお悩みを解消する情報を発信中

菱電機はエアコンにまつわるよくあるお悩みに耳を傾け、役立つ情報を発信しています。 https://www.MitsubishiElectric.co.jp/home/kirigamine/special/oshiete/
<快適に過ごすためのお役立ち情報一覧>
冬の睡眠の質に満足していない人が6割以上!?睡眠のプロが教える寒い冬でも快眠できる環境づくり!
~ 「冷え」「乾燥」に悩む女性は、同じ悩みを抱える男性に比べ 2 倍以上も多い ~ https://www.MitsubishiElectric.co.jp/home/kirigamine/special/oshiete/pdf/201208.pdf
エアコン暖房の2大お悩み「電気代が高い」「暖まらない」の解消方法!買い替えるだけでは解消できない!?賢い冬のエアコン選びのためにおさえておきたいポイント https://www.MitsubishiElectric.co.jp/home/kirigamine/special/oshiete/pdf/201218.pdf

編集/CLASSY.ONLINE編集室