大雪時に役立つ!プロに聞いた「エアコンの事前対策&対処法」【突然止まってしまったときは…】
近年は温暖化の影響で暖冬傾向ですが、都心部など普段雪が降らないところでも大雪に見舞われることがあり、過去に交通機関が乱れるなど影響を受けた方も多いのでは?大雪が降った際には、寒い中、エアコンの効きが悪くなってしまうなどのトラブルに遭う可能性もあります。そこで今回は、家電で有名な「三菱電機霧ヶ峰」に、突然大雪が降った場合でも困らないよう、エアコンのための事前準備や事後対策についてうかがいました。
大雪時のエアコン対策の秘訣は「室外機」にあり!?
大雪の際のエアコン対策で、一番重要なのは「室外機」です。その室外機に関して、大雪が降る前の準備と、降った後に行うべき対策についてお伝えします。また、大雪の途中でエアコンの効きが悪くなってしまう理由やNG行動なども合わせて解説していきます。
大雪が降りそう!これだけはやっておきたい事前準備2つのポイント
【事前準備】
大雪が降った時、まずやるべきことは室外機周りの除雪!
【事後準備】
大雪時によくあるエアコン問題を解決!
Q. エアコンが止まっちゃった!どうしたらいい?
A. 落ち着いて!エアコンの「霜取り」稼働中かも!
「霜取り」とは・・・
室外機の熱交換器に霜が付着すると、熱交換が十分に行われず暖房能力を発揮しにくくなるため、エアコンにはその霜を溶かすために、自動で霜取りを行う機能があります。霜取り時には、霜を溶かすためにあたたかい冷媒を室外機側にまわすため、室内機から冷たい風が吹かないよう暖房運転を短時間停止します。そのため、「止まった!」とビックリされるかもしれません。しかしそれは霜取りを行っているためで、少し時間を置くと通常運転を再開しますので、焦らずお待ちください。ちなみに、最近のエアコンは「プレヒート」という霜取り前に室温が設定温度を下回らないよう事前に室温を上げておく機能が搭載されているものもあります。
Q. 室外機から湯気が出ている!
A. 心配しないで!必ずしも故障ではありません
今回ご紹介した室外機の熱交換器についた霜を落とすために行う霜取り中は、熱交換器があたたかくなっているので溶けた霜の水分が蒸発して湯気となる場合があります。
大雪時に関するまとめ
大雪が降りそうな場合は、事前準備がとても大切です。天気予報などを見て降りそうな場合は、室外機周辺のスペース確保や障害物の片づけなど事前準備を行いましょう。雪が積もってしまった場合は、事後対策としてまず室外機周りの除雪を行いましょう。万が一エアコンが止まってしまうなどトラブルがあった場合は、上記を確認し、それでも動かない場合はご自身で対処せず、必ず専門の業者に連絡をしましょう。
それぞれのお悩みを解消できるエアコン選びを!
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編集/CLASSY.ONLINE編集室