サラリーマン離脱から一流クリエイターへ!水野 学さんのおすすめ漫画3選

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夢をかなえたあの人も……「漫画のあのセリフ」で人生が好転することだってある!
今回は〝クリエイティブディレクター 水野 学さん〟にお伺いしました!

サラリーマン離脱から一流クリエイターへ!

クリエイティブディレクター 水野 学さん
good design company代表取締役。「くまモン」「中川政七商店」「相鉄線車両デザイン」など、誰もが目にしたことのあるデザインや企業のブランディングで活躍中。

水野さんは、男の子の父親として、会社の代表として、今の自分の矜持を形成する原点に漫画があるといいます。独立したてに読んだバガボンドの「強き者の失態でそんなにも喜べるとは」は、頑張っている人をここぞと傷つけて叩くことなく、失態を笑われることを恐れず、自分の道を信じて行こうとことあるごとに思い返していた言葉なのだとか。「サラリーマン金太郎は、大切な人への愛と義の筋が通っていて、自分とタイプが似ています。義は羊に我と書く、美は羊が大きいから美しい。だから義は自分の身持ちを正しく、しっかり持っている人が美しいともとれる。何事も全力で、いずれラオウのように一片の悔いなく周囲に感謝をして去りたいですね(笑)」

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パパ…パパってな、首っ玉にしがみついてくるてめぇの子を可愛くねぇと思って育ててきた親なんざひとりもいねえんだ

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人を魅了する天性の才能の持ち主・矢島金太郎は、元暴走族のサラリーマン。その芯の通った生き方で、駆け上がる物語。

「独立した頃も今も、僕の仕事上の信条は〝愛と義〟を持つこと。そして、相手をリスペクトすること。破天荒でも、圧力に屈せず愛に溢れる金太郎は心の友」

わが生涯に一片の悔いなし!!

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核戦争により文明社会が滅びた世紀末、北斗神拳の伝承者ケンシロウが恋人のユリアを探して戦う中で出会う様々な人間の仁・義・愛を描く。

「曲がったことが嫌いで、不器用ながらも真剣に生きてきました。この先の人生、最後は周囲の人々に感謝して、こう言いながらこの世を去りたいという憧れも」

強き者の失態でそんなにも喜べるとは。それでチンケな自分も少し浮かばれた気になるのか?

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吉川英治の小説『宮本武蔵』を漫画化。「自分」がどこまで通用するか、剣の腕だけでなく人生を模索する壮大なストーリー。

「どんなに周りが褒めてくれようと、常にこの言葉は頭の片隅にあります。上には上がいて、努力と感謝はし続けなくてはいけないという気持ちになります」

撮影/吉澤健太 取材/羽生田由香 ※情報は2022年3月号掲載時のものです。

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