サッカー選手妻・中村明花さんが語る「自分で採ることで好き嫌いを克服」

サッカー選手である夫(細貝 萌選手)の移籍に伴い、ドイツやタイなどで海外生活を経験し、現在は日本で子育てをする中村明花さんが、日々のあれこれをつづるWEBコラム。
前回はちょっぴりお姉さんになった娘さんの、理想の誕生日の過ごし方についてお話してくれました(前回の記事はこちら→)。さくらんぼ狩りで苦手なさくらんぼを克服した娘さん。中村さん的子どもの好き嫌いの克服方法とは⁉

収穫することで好き嫌いを克服!

先日、娘とさくらんぼ狩りに行ってきました♪
以前さくらんぼ狩りに行ってから、苦手だったさくらんぼが食べられるようになった娘は、もちろん今回もパクパク。
“自分で採ったものを食べる“ということは、子どもにとっていい経験だなと感じています。
今までにぶどう、ブルーベリー、スイカ、じゃがいも、さつまいも、人参、玉ねぎ、ネギ、山菜、ピーマン、きゅうり、オクラ……などなど数え切れないくらい一緒に果物狩りや野菜の収穫をしていますが、なかにはさくらんぼのように苦手な食べ物を克服したことも。
オクラは、見た目からか食わず嫌いだったのですが(納豆に混ぜたりしていたので食べられるけど、形があると食べませんでした)、自分で採ってからは大好きな野菜に!
今ではスーパーに一緒に行くと、自分でカゴに入れるほど大好きになりました。
ピーマンは克服したと言っても今もどちらかというと苦手で、普段はつくねに混ぜたりして食べさせているんですが、自分で採ったピーマンは、シンプルな味付けにしても頑張って食べるんです(笑)。
大根もそんなに得意じゃないみたいなんですが、自分で採ると嬉しいのか、積極的に食べています^ ^
あ、山菜系は自分で採っても食べないものもあったので、全部が全部ではないのですが(笑)。

好き嫌いに対する我が家のルール

元々好き嫌いというか、食べず嫌いが多かったので、自分で採ったことが食べてみようと思うきっかけになり、食べてみて美味しい!となったことが多かったのかもしれません^ ^
そうは言っても、なんでも自分で採ってきて食べられるわけではないし、苦手なものもあります。
そこで我が家では、基本的に苦手なものは好きなものに混ぜて食べてもらうようにしています(ポタージュやハンバーグは混ぜやすくておすすめです)。
苦手なものは最初のうちはペースト状にして混ぜ、徐々に形を大きくしていって、最終的に食べられるようになることが多いです^ ^

それと“一口も食べないのはNGだよ”と伝えています。野菜自体に苦手意識があっても、味付けによって好きになったこともたくさんあったので「まずは一口食べてみて」と。
それでもやっぱりダメなものもあれば、そのまま全部食べちゃうこともあったり^^
この野菜にはこの味付けが好きなんだというのがわかるとまたつくろうと思えるし、食べられると娘の自信にもなる。
なので、我が家では“一口も口をつけないのはダメ”なルールにしています^^♪
お子さんの好き嫌いに悩んでいらっしゃる方もいるかと思いますが、少しでも我が家のルールが参考になったら嬉しいです(*´︶`*)


さくらんぼ狩りを楽しむ娘。

中村明花さんプロフィール写真
中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する6歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずに飽きたら“タイの知恵”」を連載中。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!

★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/

★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/

構成/長南真理恵