ダンス＆ボーカルグループGENICのメンバーとして活動する一方、俳優としてのキャリアも着実に積み重ねつつある増子敦貴くん。年末にかけて、ドラマに舞台に出演作が目白押しの増子くんの4カ月連続インタビューが決定！ 出演作品にかける思いや演技の見どころなどを、じっくり＆たっぷり聞かせてもらいます。1回目となる今回は、テレビドラマ「合コンに行ったら女がいなかった話」についてヒアリング！

注目して欲しいのは…疾走感のあるストーリー展開！

-“男装イケメン女子”たちとの予想外な出会いから、男女3組の奇妙なラブコメディが展開する「合コンに行ったら女がいなかった話」。作品のテーマ自体がとても面白いと感じましたが、増子くん的作品のみどころは？

個性あふれるキャラクターと疾走感のあるストーリーです。会話のテンポや展開が早いので、飽きることなく、1人1人の恋に悩む姿を楽しめると思います。僕が演じる萩も、（如月 蓮さん演じる）琥珀に対する想いがポジティブになったりネガティブになったり、感情のアップダウンが忙しいキャラクターなんです。そのアップダウンも見どころです！

役柄と自分で似ている部分は「心のひとりごとが多いこと」

-劇中で増子くんが演じる萩と、増子くん自身で似ていると感じる部分はありますか？

似ているところは……心の声が多いことですね（笑）。今作の台本には「萩(M)」っていうセリフが結構あって。それは、表情だけを撮影して、後から心の声を入れるモノローグという演出なのですが、萩は「今の行動って何？」「もしかしたら今、手を繋ごうとした？」みたいな心のつぶやきが多いキャラクターなんです。僕もライブ前に「やるぞやるぞ！」と自分を盛り上げたり、落ち込んだときには「ここで負けてどうするんだ！」って自分に話しかけたり、心の声で自分を鼓舞しているので共感できました。あとは、萩って走るとよく転ぶキャラなのですが、僕も転びやすくて（笑）。そういう部分も似ているなと思いました。

コメディ要素もあるドラマ。撮影現場の雰囲気は？

-増子くんの視点で「絶対見て欲しい！」というシーンを1つあげるなら？

路上で琥珀とふたりきりのシーンかな。雨上がりの路上で近くに水たまりがあって、そこを自転車が通過するタイミングで琥珀が萩を抱き寄せるのですが、琥珀のとっさのカッコよさと、萩がキュンとした瞬間を楽しめる場面だと思います。その流れで雨に濡れた琥珀に萩が上着を貸すシーンも、琥珀の持つギャップが上手く描かれているので必見です。

-撮影現場の雰囲気を教えてください！

コメディ要素もある作品なので、僕を筆頭にすごく賑やかでした。僕自身、コメディパートが多かったこともあり、率先して面白いことをやりたいなと思っていて。監督もバラエティの演出をされる方が多かったので、お笑いの雰囲気あふれる明るい現場でやりやすかったですし、キャスト、スタッフ含めて和気あいあいとしていました。

元宝塚のスターたちと共演した感想は「こうなれたら、モテるんだろうな」

-今回、元宝塚歌劇団男役スターの方々と共演されていますが、演技の面で何か発見や気づきはありましたか？

1つ1つの所作や声、ビジュアルすべてがクールで、僕もこうなれたらモテるんだろうなって見てました。七海さん、瀬戸さん、如月さんの3人が揃うと、絵力が強くて目を奪われる感じでしたね。（七海）ひろきさんは普段からエスコートしてくださる方で、そういう部分がお芝居にも滲み出ていてカッコよくて。ご一緒させていただいて改めて憧れが強くなりましたね。

【衣装詳細】
コート￥66,000、ニット￥27,500、パンツ￥29,700（以上全てJOSEPH STUDIO／オンワード樫山 お客様相談室）ブーツ￥59,400（SHAREEF／Sian PR）イヤリング￥11,000（LION HEART／Sian PR）リング￥17,600（ReFaire／warmth ルミネ新宿店）

【SHOP INFO】
オンワード樫山 お客様相談室 03-5476-5811
Sian PR 03-6662-5525
warmth ルミネ新宿店 03-6304-5994

撮影／木村 敦　ヘアメイク／宮川幸（P-cott） スタイリング／石橋修一　取材／坂本結香　編集／宮島彰子（JJ編集室）