新幹線移動が10倍快適に!ベストな座席や裏技を知っていますか?【東海道新幹線ヘビーユーザーが力説!】
旅行や出張、推し活など、新幹線に乗る機会が何かと多いCLASSY.世代。東京から名古屋まで1時間40分、新大阪まで2時間30分。この時間を使ってPC作業にあてたり、動画視聴や仮眠でリラックスしたりと、さまざまな過ごし方がありますが、快適に過ごすための座席位置がいかに大切か、ご存知ですか?東京と名古屋で2拠点生活を行う新幹線ヘビーユーザーで、元旅行会社勤務のCLASSY.ライターが考える、“べスポジ座席”をご紹介します!
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そもそも、「東海道・山陽新幹線」の座席って?
はじめに、基本情報をご案内します。「東海道・山陽新幹線 のぞみ/ひかり/こだま」の座席配置は普通車の場合、「3名掛け窓側A席、真ん中B席、通路側C席」、通路を挟んで「2名掛け通路側D席、窓側E席」という配置。車両タイプ「N700A系」は、普通車で窓側の席(A・E席)と、最前列と最後列に限り全座席(A~E席)にコンセントが設置されています。一方で車両タイプ「N700S系」は、普通車でも全座席コンセント完備です。
迷ったらここ!思いのまま自分の好きな過ごし方に没入できる席とは!?
ライター本人の個人的意見としては、断トツで “A席(3名席窓側)”がおすすめ!(ここは意見が分れやすく、論争ポイントかもしれませんが、あくまで個人的見解です)理由としてはまず、“窓側の優位性”が数点挙げられます。ひとつめは、窓側席は荷物や物が置きやすいということ。窓のサッシ部分にスマホを置いたり、窓横のフックを使ってコートやバッグをかけられて便利です。次に、窓側であれば車両や列に関係なくコンセントが使える点が◎。そのほか、通路側だと人の往来が気になり集中力が低下しそうなので、窓側の方が1人の世界に没入できるというメリットも。
さらには、窓側でも2名席ではなく3名席がよいのは、 隣の座席が埋まる可能性が最も低いから。これまでの乗車経験から見ると、真ん中のB席が埋まるのはいちばん最後です。よって、A席は隣席に人が座る可能性が最も少ない席ということ。といっても、隣席に人が座ることももちろんあるので、そのときは諦めます(笑)。A席はお手洗いに行きづらいというデメリットがありますが、そもそもライター本人が新幹線のお手洗いが苦手で、乗車区間も東京~名古屋間と所要時間も短く、お手洗いに行くこと自体あまりないので、このような結果となりました。参考にしてみてください。
PC作業のしやすさを優先するなら?
車内でリモートワークをする人も多いと思いますが、席選びによってパフォーマンスも大きく変わってきます。おすすめは、車両の最前列!実はこの席だけ、テーブルが縦に広く、PCやスマホを置いて作業をするのに便利なんです。また前述したとおり、車両タイプと通路側/窓側に関わらず、コンセントが設置されている点も重要なポイント。あとは、前方の座席が倒れてくる角度によって気分を害することもないので(笑)、ストレスフリーで作業に集中できます。
【NEW】ビジネスパーソン向け「のぞみ」7号車に注目!
まだトライしていませんが、「のぞみ」7号車の「S Work車両」に注目しています。従来の「Shinkansen Free Wi-Fi」の約2倍の通信容量の「S Wi-Fi for Biz」が利用できるそう。新幹線内はトンネルなどで電波が不安定になりがちなので、快適なインターネット環境で仕事ができるのはありがたい!また、座席に座りながらのwebミーティングや通話が許可されていたり、「大人1名の利用」のみを受けつけていたりと、仕事に集中できる要素が満載です。普通車両と同じ料金で利用できるので、試してみる価値がありそうです。
これからの行楽シーズンは、新幹線利用が増えるはず。それぞれの過ごし方に最適な座席を予約して、快適な移動時間を過ごしましょう。ぜひ参考にしてみてくださいね!
取材/岩本亜有美 編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)