「キレイめパンツコーデがダサい」を更新!ベーシックコーデがあか抜ける簡単テク

シンプルなベーシック服をサラッと着こなす人に憧れがあるけれど、実際自分が着てみるとどこか手抜き感が目立って野暮ったい…そんなアラサー女子のために、「ダサ見えしないベーシック服の着こなし講座」を開催。ここを変えるだけであか抜ける!というベーシックコーデの見直しポイントをスタイリスト・近藤和貴子さんが解説します。今回は通勤、休日とシーン問わず使える「キレイめパンツ」編をお届け。王道のベージュパンツも見直しが必要です。

Q:「キレイめパンツ」がコンサバすぎる

A:トップスはカジュアル度高めのTシャツで着崩して

    【Before】
    とろみ素材でストレスなく着られるキレイめパンツですが、落ち感が強く柔らかさが目立つものは、コーデがぼやけて見える危険性大。同系色のヒールと合わせた“THEコンサバスタイル”も、ダサ見えを強調する原因に。今はしっかり素材のキレイめパンツを、大人らしくカジュアルに着こなすのが正解です。

    【After】
    サマ見えが叶う、センタープレス入り&ハリ感のあるパンツに変更。キレイめとは逆のカジュアルアイテムを合わせて、今っぽくヴィンテージ感のある雰囲気に仕上げます。小物にクリーンな白を持ってくれば、春らしさも損ないません。ハンサムなスリッパローファーは旬コーデのアクセントに。パンツ¥23,100(スタイリング//スタイリング/ルミネ新宿1店)Tシャツ¥8,800(ハチイチブランカ/UTS PR)カーディガン¥22,000(yori)イヤリング¥16,500リング¥9,900(ともにJouete)バッグ¥40,700(ヴァジック)ローファー¥23,100(トゥモローランド/トゥモローランド)

ここを変えるだけでオシャレになる!「ベーシック服」の着こなしポイントは?

スタイリスト・近藤さんが解説!

    ①コーデにカジュアル要素を盛り込む
    「ハリのあるキレイめパンツに、一枚で雰囲気がグッと変わるプリントTシャツと、リラクシーに着られるゆったりカーデを合わせました。キレイめ要素をほどよくカジュアルダウンさせることが、オシャレ見えの秘訣です」(近藤さん)

    ②生地感がしっかりめのパンツを選ぶ
    「合わせるアイテムをカジュアルにするなら、パンツはルーズになりすぎないハリのある生地がマスト。リネン混のほどよく光沢のある素材で、きちんと見えが狙えます。美脚シルエットが叶うセンタープレスは、折り目がはっきりしたものがおすすめ」(近藤さん)

今回使用したおすすめの「ベーシック服」は...?

ディティールにこだわったベージュの “キレイめパンツ”

立体的なセンタープレス加工が効

立体的なセンタープレス加工が効いた、王道のベージュパンツ。自然と縦のラインを強調できるので、スタイルアップが叶います。かっちりとした素材なので常にシルエットが崩れないのも嬉しい。コーデをハンサムに仕上げる場合は、黄みが強いベージュを選ぶと、バランスよくまとまります。パンツ¥23,100(スタイリング//スタイリング/ルミネ新宿1店)

教えてくれたのは…スタイリスト・近藤和貴子さん

1991年生まれ。身長164cm。女性誌やビューティ誌、モデルやタレント、女子アナのスタイリングまで幅広く担当する。カジュアルスタイルをベースにアレンジを効かせるコーディネートはInstagram(@wakikokondo)でもファンが多い。行きつけのショップはCABANやカレンソロジーなど。

【お問い合わせ先】UTS PR☎︎03−6427-1030/ヴァジック☎︎03-6447-0357/スタイリング/ルミネ新宿1店☎︎03-6302-0213/Jouete☎︎0120-10-6616/トゥモローランド☎︎0120-983-511/yori☎︎03-3405-5545

撮影/谷口巧(PygmyCompany)〈人物〉、皆川哲矢〈静物〉 モデル/川森麻海(CLASSY.LEADERS) ヘアメーク/小松胡桃(ROI) スタイリング/近藤和貴子 取材/所 優里 編集/平賀鈴菜(CLASSY.ONLINE編集室)