東原亜希さん「自分の中の『こうしなきゃ』をなくしたら楽になれた」

余裕がなくて、やりくりがうまくいかなくて、自分が思う「いい母像」に近づけなくて。ふと自分が嫌になったりしちゃうあなたに、人生の先輩たち=かまへんサポーターズから、ママの心の負担が少しでも軽くなるようにとの思いを込めて、愛ある「かまへん」お届けします。今回は、東原亜希さんのメッセージです。

*VERY2021年9月号の大特集「そんなの、かまへん!』マインドでいこう!からの抜粋です。

 

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#常に最新情報をリサーチしなくたってかまへん    東原亜希

子どもは4人いるけれど、1人の時が一番大変だったかも。1対1でずっと遊んであげないといけなかったし、ネットや本でつい色々調べちゃうし……だから、子育てしているすべてのママには尊敬しかありません!

常に情報収集していたけど、1人目と4人目では離乳食などの常識が変わっていて、「あの時調べたのはなんだったの?」状態。子どもが増えるにつれ、「生きていたらOK」という境地になっていき(笑)、結局は子どもの顔を見るのが一番で、元気かどうかは毎日見ていたらわかるんですよね。だからママは、たくさんの情報に振り回されすぎるより、自分のカンをもっと信じていいと思います。

あとは、自分の中の「こうしなきゃ」をどんどんなくしたら楽になりました。お風呂は全員夜に入らなくてもいいし、夏はプールも入るからそれがお風呂がわりだっていい(笑)。外食すれば、みんなの顔を見ながら話せるし、自分では作らない料理も食べられる。長女を産んだイギリスでは、周りのお母さんはみんな瓶詰の離乳食と、当時まだ日本にはなかった液体ミルクをあげながら自分はシャンパンを飲んでいたりして、それでいいんだ!って思ったんです。自分を犠牲にして追い詰められるより、頼れるものには頼ったほうが家族も幸せになれると実感しています。

VERYモデル
東原亜希さん

2003年デビュー。2008年に柔道家の井上康生氏と結婚、4児を出産。現在VERYレギュラーモデルとして活躍しながら、株式会社Motherの代表として、化粧品や食品などすべて自ら企画開発に携わる。

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撮影/渡辺謙太郎(東原亜希さん) 取材/有馬美穂 編集/羽城麻子
*VERY2021年9月号「【大特集】「そんなの、かまへん!」マインドでいこう!Part6」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。