ハーバード大学式野菜スープが食卓と体重の守り神!
健康効果が高いと注目されるファイトケミカルスープは植物の優れた作用で健康だけでなくダイエットにも効果大。1日1~3回、食事前や間食に飲めば、スタイルキープできます。
ダシも、塩も、調味料も不要!
4種の野菜を切って20分間煮込むだけ
\材料はたったのこれだけ/
必要以上に食欲がアップするのは栄養素が足りないから。でも、現代人は普段の食事でバランスを守るのは困難です。そこでおすすめなのがハーバード大学式野菜スープ。材料は4つの野菜だけですが、1日に必要なビタミンや食物繊維の多くを採れるだけでなく、GI値も減少。さらに、ファイトケミカルの作用でさまざまな病気や老化を予防することができます。
教えてくれたのは……髙橋 弘先生 医学博士、麻布医院院長
ハーバード大学医学部元准教授。専門はがんや肝炎、遺伝子治療。『ハーバード大学式 最強! 命の野菜スープ』(宝島社)ほか著書多数。
\冷凍保存もOK!/
冷凍することで、野菜のファイトケミカルがさらに溶け出し、風味も成分も濃厚に。密閉容器やバッグに入れれば、2~3週間保存可能。
アレンジで+αの効果!
焼きねぎのごま味噌汁
コクと甘みを感じるのはねりごまの油分のおかげ。ねぎのシャキシャキ感と香ばしさで食欲もアップ。ねぎは焼き目をつけることで香ばしくジューシーな仕上がりに。
【材料】(2人分)
長ねぎ ・・・1/2本
ごま油 ・・・少々
基本の野菜スープ(汁) ・・・300㎖
基本の野菜スープ(具) ・・・100g
A:味噌・・・大さじ1、白ねりごま・・・小さじ1
白すりごま・・・好みで
【作り方】
①長ねぎを2cmの長さに切り、両面にごま油を塗って、トースターもしくはフライパンで焼き目がつくまで焼く。
②鍋に基本のスープ(汁・具)と①を入れ中火にかけ、温まったら火を止めて、合わせておいたAを溶かし入れる。
③器に盛り、好みで白すりごまをふる。
スパイシーチキンのファイトケミカルスープ
鶏手羽先を煮込むことで、野菜スープに鶏のダシが加わり風味も旨味もアップ。鶏手羽先に黒こしょうを利かせ焼き目をつければ香ばしさも旨味も倍増!
【材料】(2人分)
鶏手羽先 ・・・4本
酒 ・・・大さじ1
塩 ・・・少々
黒こしょう ・・・適量
オリーブ油 ・・・少々
にんにくの薄切り ・・・1かけ
基本の野菜スープ(汁) ・・・300㎖
基本の野菜スープ(具) ・・・100g
粗びき黒こしょう・・・好みで
【作り方】
①鶏手羽先はフォークで数カ所刺し、酒をまわしかけ、塩・こしょうをふる。
②鍋にオリーブ油とにんにくを入れ弱火にかけ、にんにくの香りが立ったら、①を皮目を下にして並べ、焼き色がつくまで焼く。
③焼き色がついたら裏返し、基本のスープ(汁・具)を加えて中火で熱して、ふたをする。煮立ったら弱火で5分煮込む。
④器に盛り、仕上げに黒こしょうをふる。
2019年『美ST』3月号掲載
撮影/楠 聖子(取材)、五十嵐 洋(静物) フードスタイリスト/上島亜紀 取材/大山真理子 編集/長谷川 智