仕事に行きたくない時おすすめ! 同世代バンド「Yogee New Waves」を知らないなんて!

みなさま、毎日お勤め、お疲れ様です。もうあと何日かしたら新年度。本当に1週間、1年、あっという間ですね。それは、仕事をしていればなおさら……。週5日、毎日楽しく仕事ができればいいですが、最近読者の方と話していると「旅に出て現実逃避したい!」という声がたくさん聞こえてきます。とはいえ忙しい日々が続いていたりすると、なかなかそうもいきませんよね。そんな時、目を閉じて耳を傾けるだけであたたかいビーチに寝転がっているような気分になれる、とっておきのものを見つけました……!同世代ロックバンド「Yogee New Wavesの音楽は、ゆったりと心地良いメロディーと優しすぎる歌声で、満員電車の中やオフィスでの昼休み、残業終わりの帰り道……どんな場所にいても癒しをくれる、まさに秘密兵器。今回そんな楽曲を作っている4人がJJnetに初登場ということで、癒しの秘訣から休日の過ごし方まで、全2回にわたってお届けします!

そもそも「Yogee New Waves」ってどんなバンド?

「Yogee New Waves」は2013年に活動を開始したJJ読者と同世代の4人組ロックバンド。リラックスした雰囲気が人気で、メンバーによるとライブには老若男女幅広い方々が来るのだとか。全国各地でのワンマンツアーの他、「FUJI ROCK FESTIVAL」や「ROCK IN JAPAN」などの野外フェスにも多数出演中。フェス好きな人なら、1度は会ったことがあるかもしれません。

ヴォーカル/ギター
角舘健悟/かくだてけんご(27)

ドラム
粕谷哲司/かすやてつし(27)

ギター
竹村郁哉/たけむらふみや(28)

ベース
上野恒星/うえのこうせい(30)

作曲は、酸素よりも排気ガスを多く吸って育ったヴォーカル・角舘が担当しています(笑)。

角舘(※敬称略):作曲は基本的に僕が担当しているのですが、僕、生まれも育ちも東京なもので。酸素よりも排気ガスを多く吸って育ってきたんです。都会育ちだからか小さい頃から大自然への憧れが強く、祖母の住む岡山の牛窓に遊びに行くのが大好きでした。なので、そういった自然の中でリラックスして作る事を追及したら今の音楽に繋がった、という感じでしょうか。

ちなみに今でも、年に1回は絶対に海に行くと決めているくらい、自然が大好き。僕以外のメンバーもみんな自然が好きで、“気持ちいいこと”だけを追求して音楽をつくっています。自称『“気持ちいい”の達人』(笑)。ライブでは老若男女、みんなゆらゆら揺れていますよ。

都会出身ですが、とにかく自然が大好き。今の夢は台湾とかにみんなで移住することかも。

角舘:沖縄公演が終わった後3日間くらい沖縄の南の方でペンションを借りてメンバーでスローライフ的なことを経験しました。これまでは「コンビニがないと寂しいな」とか思ったりもしていたけど、最近はそういう執着もなくなってきて。慣れですかね。いつかメンバーみんなでどこかに移住したいな〜と思うようになりました。

粕谷:それこそ、この間ライブで行った台湾。沖縄みたいなあったかい気候で最高に気持ちよかった!

上野:人の雰囲気もすごく穏やかだったよね。みんな服装がジーンズ、ネルシャツ、スニーカーみたいな感じで、トレンドを追いすぎていないんですよ。世界中どこへ行っても、都市部だとみんな同じようなトレンド服を着ている気がするけれど、台湾は都市部でもみんな自由な格好をしていて、リラックスした雰囲気だった。

角舘:いい感じにゆるいよね。スキニー履いている人とかいない(笑)。締め付け感がない服。

上野:しかもね、街の中に古いものと新しいものが混在していておしゃれ!ライブさせてもらった会場は古い建物をリノベーションして、新しいお店とかライブハウスを入れているような施設だった。

粕谷:日本で言えば、横浜の赤レンガみたいな雰囲気だったね。でも横浜ほどあんまり気取っていなくて。

上野:そうそう、気取ってないんだよね。

粕谷:横浜だとちょっと「おしゃれでしょ!」って感じで主張されているような気がしちゃうんだけど(笑)。台湾ではそういうのがあまり感じられないというか。

竹村:植物が多いからじゃない?木がたくさん生えていたりとか。

上野:あと、いる人にも関係しているかも。近所のおじさんがフラっと犬連れて散歩しに来ました~みたいな感じで歩いていて、独特のゆるさがある。

角舘:うん。台湾よかったね。他にも移住するのに良いところたくさんあると思うけど、あったかいところがいいな〜。

上野:そうだね、あったかいところがいいねぇ〜。

僕らは“気持ちいい”の達人なので、ぜひ旅行代理店みたいに現実逃避に使ってください。

角舘:僕ら4人は心がけていることが3つあって。①無理をしない。②(メンバーの)アイデンティティを尊重する。③時々旅行に行く。ですね。①②はそのままだけど、③は去年メンバー全員でやったね。

上野:去年の10月くらいに一回時間を作って、一週間くらいバッと休みをとってね。

粕谷:僕がカンボジア、竹村がインド、角舘がメキシコ、上野がアメリカとそれぞれ好きなところにね。一人旅の人もいたけど、それぞれ気が置けない人と。

角舘:旅が大事な理由は、やっぱり曲にも直結してくるからで。人のいない大自然の中で曲のヒントを得ることも多いんですよ。僕はこの間また別でロンドンから下の方に行った「セブンシスターズ」っていう崖に行ってきたんですけど、天国を具現化したみたいなところで。そこで3時間くらいぼーっとしながら友達と海を見ていて、こういう場所に友達とか、大切な人を連れて行きたいな、じゃあ曲にしようかな、みたいな感じでインスピレーションになっているんです。
だから、言ってしまえば僕らの仕事は“旅行代理店”。旅で大事な人の代わりに見てきた景色を曲に落とし込んで、詩を書いて、音を混ぜて、演奏する――。ね、旅行代理店っぽくないですか?ちなみに旅で大自然を経験したあと、都会に帰ってきて皆に会って、家に帰ってから一人ぼっちになった時が、作曲の一番花開く瞬間気がします。

「どっか行っちゃいたいな〜」って思った時こそ、僕らの音楽を聴いてください。

角舘今回新しくリリースしたアルバム『BLUEHARLEM』のことを、僕らは別名“癒しの島”って呼んでいます。この“癒しの島”は、祝日のような島のこと。祝日って、楽しいけれど必ず終わりがやってくるじゃないですか。そういう“終わる悲しさ”があるからこそ、祝日の楽しさが存在するっていうことを表現しているつもりなんです。

この島には癒しを求めて色んな旅人が集まってくるけど、最終的には癒しを得た後、島を出なければいけない。でも、そのあとどこに行くのかって楽しみじゃないですか?波の動きを見て、コンパスを見ながらどこに行こうか相談するっていうか。

みなさん何かと忙しいと思うけど、そんな風に一回僕らの曲を聴いて休んで、また頑張ろうって思ってもらえたらいいなって思うんですよね。ライブはある意味“非日常的空間”だし、電車の中でも、音楽に没入すればどこか違う世界に飛べたりすると思うので。だから、まずは僕らの音楽に触れたことのない人も、ぜひこれを機に新アルバム、聴いてみてほしいですね。

「Yogee New Waves」の3rdアルバム「BLUEHARLEM」は3/20リリース!

【初回限定版CD+DVD】¥3,800+tax
【通常盤CD】¥3,000+tax

2013年に活動開始。2014年4月にデビューe.p.『CLIMAX NIGHT e.p.』を全国流通でリリース。その後『FUJI ROCK FESTIVAL』《Rookie A GoGo》に出演。
9月には1st Album『PARAISO』をリリースし、年間ベストディスクとして各メディアで多く取り上げられる。2017年1月にBa. 矢澤が脱退し、Gt.竹村、Ba.上野が正式メンバーとして加入し再び4人編成となり始動。5月に2nd Album『WAVES』をリリースし、CDショップ大賞2018前期のノミネート作品に選出。
夏には、FUJI ROCK FESTIVAL、 ROCK IN JAPAN、SWEET LOVE SHOWERなど、全国各地の野外フェスに多数出演。11月には映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』の主題歌に「SAYONARAMATA」が起用される。2019年3月20日には待望の3rdアルバム「BLUEHARLEM」のリリースが決定、さらに同アルバムを提げた全国ツアーの開催も決定している。

次回もお楽しみに!

撮影/千葉太一 取材/髙田彩葉