美肌さんに聞きました。肌がさらに綺麗になれる“ちょっとしたこと”

美肌の持ち主さんたちの肌へのこだわりはアイテム選びだけじゃなかった! 美肌テクを詳しくヒアリングすると、綺麗につながるたくさんの共通点が見つかりました。

 

 

1:自然光と蛍光灯の光W使いで厚塗り防止

 

 

美肌さん全員がメーク場所の光に気をつけると回答。「メークは自然光の入る明るいリビングが定位置。塗りすぎも塗らなさすぎも防止」(前田さん)。「日の光が入る場所でベースメークをある程度作ったら、一度移動し蛍光灯の下でも確認」(石井さん)。「日当たりは季節でも時間でも変わるから、その日の光に合わせて鏡を持って移動します」(長井さん)。

 

 

 

2:スキンケアつけおき時間でちょうどいいノリにコントロール

 

 

直前のスキンケアも大きく影響。それぞれ肌質と好みに合わせた独自のつけおきタイムが。「メーク前に手の甲を頰に乗せ〝ペトペトチェック〟を実施。朝のスキンケアが残ったベタベタも浸透しすぎたサラサラもメークには不適なんです」(長井さん)。「スキンケア直後はヌルヌルしてファンデノリが悪いので朝食を食べてつけおきます」(前田さん)。「一番の悩みはシワだからたっぷり保湿して肌を膨らませ、シワが出る前にあえてすぐメークします」(草間さん)。

 

 

 

3:仕込みオイル追いオイルで乾かない

 

\朝/

 

 

\夕方/

 

40代で乾かない人はいない永遠の悩み。「ツヤっぽくしたくてメーク前はもちろん夕方もPre m BEAUTYのマルラオイルを」(國分さん)。「シワ対策にアルガンオイル美容液を朝たっぷり」(小宮山さん)。「ファミュのアイディアルオイルはメークのりもよくしっとりするのに油でベタついた感じはなし」(石井さん)。

 

 

 

4:スキなし面鏡派&置いて寄せての手鏡

 

\多面鏡派/

 

 

\置いて寄せて派/

 

「YSLのノベルティだった三面鏡を置いてメークし、東急ハンズで買った5面鏡で細部をチェック」(向井さん)。「尊敬する君島十和子さんのハート形ミラーは見た目も使いやすさも好み。販売終了品なので丁寧に使っています」(石井さん)。「机に置きつつ細部は手持ちで確認できる手鏡が便利。日当たりを求めて鏡と共に毎日移動」(まつゆう*さん)。

 

 

 

5:つつみ込むように…体温の力で手のひらフィックス

 

 

ファンデ5点置きはもう古い? メーク現場を覗くとスキンケア感覚でファンデを手のひらに馴染ませスタンプ塗りする様子を何回も目撃。パフや筆の後に最後は必ず手、という人も。「美容液のようにファンデも手のひらに広げプレスづけすると密着します」(まつゆう*さん)。「時短も兼ねてメークはすべて手のひら」(國分さん)。「ファンデを塗った後に化粧水とクリームを手で温めながらのせ密着させます」(草間さん)。

 

 

 

2019年『美ST』4月号掲載
撮影/向山裕信〈vale.〉、真板由起〈NOSTY〉(人物)、岡田こずえ、髙橋智英(静物) ヘア・メーク/久保フユミ〈ROI〉、Sai、大山美智 ヘア/大野朋香〈air〉 取材/大山真理子 編集/矢實佑理

 

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