平成時代をふり返り!令和時代、次に来るヘアスタイルは「くびれレイヤー」と「ラウンドボブ」!
ショートやボブが大流行し、ロング派はちょっと肩身が狭かった昨今ですが、その傾向にも変化の兆しが。ナチュラル、ヘルシー、抜け感、といった気分は継続したまま、フェミニンさが加わったスタイルの時代がきそうです。
平成のHair Style ヒストリー
●平成元年~
バブル絶頂時代は女度高めのゴージャスヘアが人気。外に外にアピールできる、目立ってなんぼのディテールが特徴。
●平成6年~
ヘアカラーが普及し、カリスマ美容師がブームに。スーパーモデル、ギャルブームと相まって茶髪とシャギーヘアが大流行しました。
●平成16年~
長引く不況や格差の不安感から婚活やモテがキーワードに。一家に1台アイロンが普及し、コテで縦巻きをする女性が大量発生。
●平成21年~
震災を機に、本当に必要なものは何かを見つめ直した時代。ふんわり空気感を感じる、ナチュラルでゆるいヘアスタイルが人気に。
●平成26年~
景気も少しは持ち直し、一周回ってバブル期の流行がリバイバル中。SNS発で流行が作られるようになり、一瞬で多くの人に広まります。
\令和時代の流行はこうなる!/
ロング派さんはくびれレイヤー
ロング派に多かったのがレイヤースタイル。顔まわりのニュアンスで小顔になり、印象も優しくなるのが支持された理由。伸ばし途中の人でも、こまめにサロン通いしなくていいことも人気の秘訣です。
ショート派さんはラウンドボブ
ショートやボブにしていた人たちからも、「また伸ばしたい!」という声が。スタイリングが難しくなる肩あたりの長さでも、ラウンドボブにしておけば旬なスタイルのまま伸ばせます。
教えてくれたのは……ビューティトレンド研究 資生堂トップヘアメイクアップアーティスト・鈴木節子さん
2019年『美ST』6月号掲載
撮影/オノデラカズオ、相馬慎之介、小山奈那子 取材/中田ゆき、佐藤理保子 イラスト/カツヤマケイコ 編集/長谷川 智