「もう不倫はこりごり…」既婚男性が不倫をやめた本当の理由3つ
男性が不倫をやめた理由として「家族の大切さに気付いたから」と話すことがありますが、“それって本当?”と白々しく聞こえる場合もあります。
不倫をやめた男性の本心はどうなのでしょうか? 不倫経験のある男性に“不倫をやめた本当の理由”について聞いてみました。
1.離婚を迫られて面倒になったから
「最初は『たまに会えるだけで幸せ』って言ってた女性と関係を持っていたのに、だんだん『いつ離婚してくれるの?』とうるさく言うようになってきて、会うのが億劫になってきたんですよね。段々連絡の回数を減らしていったら余計にしつこく連絡が来るし、もう疲れてしまったんです」(33歳・製薬会社勤務)
既婚者の男性が不倫狙いで声をかける時に「この子は面倒くさくなさそう」ということを意識して選ぶ傾向があるそうです。ただ、実際に付き合ってみると女性のほうがどんどんハマってしまい、「離婚して!」とドロドロの関係になってしまうことも。
「すぐに別れるし」と軽い気持ちで始めても、後で傷つくのは女性なのです。
2.不倫相手の本性を見てしまったから
「健康診断で要精密検査となって、『どうしよう、癌かもしれない』と不倫相手の子に話したら『でも、私何もできないし。もし本当にそうだったら奥さんに面倒見てもらってね』と言われて気持ちがすっと冷めました」(33歳・法律関係)
不倫相手の立場だと、もし彼が亡くなるようなことがあった場合には葬儀にも行けないし、遺産は一円も入らないしと、思いっきり日陰の存在になります。付き合っている時は楽しくても、いざという時に強いのは家族の絆なんですよね。
また、どれだけ彼に尽くしても報われないのが不倫です。深入りしても良いことは何もありません。
3.妻に惚れ直したから
「以前浮気していた時、絶対に妻にはバレていたと思うんです。でも、言わないで知らないフリをしてくれて子供に『パパの帰りが遅いのは、いつもすごくお仕事頑張ってくれてるんだよ』と俺の立場が悪くならないように言ってくれてるのを知って、このままじゃダメだと反省しました」(26歳・保険関係)
奥さんに不倫がバレて揉めたとき、家庭に戻ったとしてもギスギスした雰囲気になる夫婦は多いです。そこで大人の対応を取れる奥さんだと、「早く離婚して!」と迫る不倫相手ではまず敵いません。
また、子供の可愛さで目を覚ます男性も多いです。不倫で略奪を狙うということは、彼の家族も巻き込んでしまう行為だというのを忘れてはいけないですね。
不倫には近づかないのが一番です。「でも、不倫相手のことが好きで別れるのは無理」という状況になってしまった場合は、今ではなく未来を想像してみてください。
「このままの関係で10年経ったとしたら私は幸せか?」を考えてみると、答えは見つかるのではないでしょうか。
文/上岡史奈 画像/Shutterstock(Dmytro Zinkevych、Song_about_summer、fizkes、4 PM production)