「妻に文句はないけど…」幸せな結婚をしていても不倫したくなるアラサー男性の心理3つ

SNSで家庭円満アピール投稿をしていても、裏でサラッと不倫している男性もいますよね。「不倫って結婚生活に不満があるから逃げ場を求めてするのでは?」と思ったら、必ずしもそうではないようです。

そこで今回は、“幸せな結婚生活をしていても不倫したくなるアラサー男性の心理”について調査してみました!

1.家庭が円満だから落ち着いて遊べる

「家庭が充実しているからこそ遊べるんだと思います。家庭がぐちゃぐちゃだったら遊ぶ余裕もないですもん」(31歳男性・広告関連会社経営)

この意見を聞いた時に一瞬「意味が分からない!」と思ったのですが、衣食住が整っていないと精神的に余裕が持てないのと同じで、家庭が円満だから不倫に打ち込める……ということのようです。

言われてみると分からなくもありませんが、こんな男性とは結婚したくないですよね。

2.子どもは可愛いけど妻のことは女性として見ていない

「子どもは可愛いし、妻のことは愛してますけど、もう女性としては見られないです。子育ての同志といった感じですかね。男として刺激が欲しい、恋愛は外でしたいなと思います」(28歳男性・金融関係)

「家庭には満足しているけど、それだけだと満足できない。外に刺激を求めたい……」という“欲望に忠実”なこちらの意見。

でも、こういう男性に限って「自分は浮気しても妻の浮気は許さない」と平気で言うんですよね。

3.外から見たら幸せそうでも本人は満足していない

「妻や周りはこの結婚は幸せだと思っていますが、僕は思っていないからです。結婚前に妻の浮気が発覚したのですが、もう式場も予約していたし婚約破棄もできなくて結局そのまま結婚したんです。ですが、許したつもりがやっぱり許せていなくて、もし不倫がバレても『先にやったのはお前だろう』と言ってしまう気がします」(34歳男性・会社経営)

このケースは離婚してしまったほうがよっぽど幸せになれそうですが……。SNSにアップされている姿が幸せそうだったとしても、必ずしもそうとは限らないようです。

外から見たら幸せそうに見えても本人たちは全くそう思っていない夫婦って案外多いのかもしれないですね。

 

不倫する理由は男性の年齢によっても違う傾向がありました。40~50代の男性が不倫する理由に「男としての価値を確かめたい」、「家に居場所がなく、他に癒やしを求めたい」、「好きな人が欲しい」など、体目当てというより精神的な理由が多かったのが印象的でした。

外から見たら円満で幸せそうな家庭に見えても、実は寂しいと感じている人が多いのは悲しいですね。そうなってしまう前に、夫婦でしっかりコミュニケーションが取れる関係が理想なのだと思います。

 

文/上岡史奈 画像/Shutterstock(Syda Productions、Dean Drobot、Sam Wordley、VGstockstudio)