今すぐできる!オシャレの小技テク②「トップス、正しくインできてる?」

オシャレな人と、そうでない人との違いは細部に宿ります。例えば裾を半分出したり、袖を半分折ったり、帽子を半分斜めにかぶったり。身近なところにたくさんあったオシャレのひと手間テクをご紹介します。今この瞬間から使える実用テクニックがぎっしりです!
第2回目は、「トップス別のイン」の仕方です。CLASSY.の人気スタイリスト平沼洋美さんに、ポイントをうかがいました。

トップスの裾、オシャレにインできていますか?

正しくは【トップスの種類ごとに半分入れたり、出したり】するんです

トップスの種類によって、インの仕方は変わるんです。「お腹が目立ちそうでシャツインできない…」という方もいますが、正しくインできればむしろほっそり見せることができるので、ぜひマスターしてみて。今回は3種類のトップスを紹介します。

その1、スリット入りニットの場合

Point【切り込みに合わせて前だけ半分インする】

    使用するニットはこちら

    まずは全身をチェック!

    横から見るとこんな感じ


    ニットの切り込みに合わせて、フロント部分の裾をぴっしりと深めにインします。


    インしたすぐ上の部分を指でつまみ、軽くたゆませて指1本分ほどのゆとりを作ります。


    サイドの部分は緩やかな斜めのラインを描くように整えます。後ろは出したままでOK。

その2、ミドルゲージニットの場合

Point【山を作るように前をインして 後ろは半分出して整える】

    使用するニットはこちら

    まずは全身をチェック!

    横から見るとこんな感じ


    フロント部分のニットの裾は、全部を入れずにセンター部分のみをボトムスにインします。


    1でインしていない裾部分は、内側に折り曲げ、前上がりの斜めのラインに整えていきます。


    後ろの裾は指2本分程度のたゆみを作り、ふんわりさせるように整え、こなれ感を倍増。

その3、オーバーサイズシャツの場合

Point【メリハリをつけたインで 半分タイトで半分ゆとりを】

    使用するシャツはこちら

    まずは全身をチェック

    横から見るとこんな感じ


    全体を隙間がないように、タイトにイン。衿元と後ろの裾を引っ張り、抜き衿に整えます。


    後ろをふんわりとさせます。背中側のシャツを少し横に広げて、膨らみを作るように出します。


    全部が出ているとだらしなく見えるので、脇下部分はきちんと入れて、バランスを取って完成。

教えてくれたのは…
スタイリスト平沼洋美さん
読者目線のリアルな感覚をもち、カジュアルなアイテムを効果的に使った大人っぽくてトレンド感のあるスタイリングが人気。

撮影/福本和洋(MAETTICO) モデル/加納奈々美 ヘアメーク/森川 誠(PEACE MONKEY) スタイリング/平沼洋美 取材/田村宜子