2019年10月31日 19:00 / 最終更新日 : 2019年10月31日 19:00 Mart

インスタグラムで話題！思い出のコミュニケーション弁当16選

コミュニケーションが難しくなる思春期の子どもに、お弁当で思いを伝え、「反抗期でも会話がなくてもお弁当は最強のコミュニケーションツール」だという人気インスタグラマーママの佐藤照美さん。今回は、佐藤さんが思い出に残っているという息子さんへのお弁当を、エピソードとともに教えていただきました。

インスタフォロワー10万人超え＆中学2年の息子さんとの「弁当記録」が話題

佐藤照美さん
中学2年生の息子を持つ母親。〝コミュニケーション弁当〞をSNSに日々アップ。関西弁のノリのいいメッセージが、親世代を中心に人気となり話題に。Instagram「superbba8747」

「中学校入学でお弁当づくりを開始。息子が頑張るのだから、自分もお弁当づくりを頑張ろうと決意した日。最初の文字は今見ると不格好（笑）」

「笑わせるつもりがまさかの漢字間違い。帰宅直後に注意され恥ずかしかった。次の日のお弁当は〝指摘ありがとう〞というお礼メッセージに」

「新生活の疲れからか会話が減った時期に、学校でもらった20kgのじゃがいも。重かったけれど、私が喜ぶと思い、頑張って持ち帰ったそう」

「リクエストでつくっていたのに、残すようになったたこさんウインナー。前日のお弁当でも残されたので、大量のウインナーでかたき討ち（笑）」

「出かけてお疲れの日曜の夜は、切り溜めしておいたのりで。反抗期の息子・WAL（＝ワル）には、更年期の母・元GAL（＝元ギャル）で対抗しました」

「期末テスト前で盛り上がれないため、お弁当だけでもハロウィンらしく。人生初のハロウィンデコレーションでしたが、年に一度でよかった」

「親よりも友達優先になる年頃。休日も友達と遊びに行くように……。寂しさを重たくならないように伝えたメッセージ。結局重い（笑）」

「ハロウィンで調子に乗り、挑戦してみたクリスマスバージョン。雪の結晶は、ワンタンの皮を結晶の形のパンチで開け、焼いてのせました」

「ぶつかることの多い、難しい時期。否定ばかりしていると敵になってしまい、余計に反発。荒れていると思う時期は、親は味方と伝えます」

「息子が14歳に。壁にぶち当たっても明るく元気に、優しい人に育ってほしいな。親がお手本なので、気持ちを引きしめようとあらためて決意」

「肉が大好きで野菜嫌いの息子。緑の野菜をいつも残すので、この日は緑づくしのお弁当で反撃。でも結局、小松菜は落としたと言って残した！」

「思いつきでつくり始めたら、思いのほか母が楽しくなってしまったお弁当。本当のお寿司だったらうれしかっただろうな。週末はお寿司かな」

「あるはずのものがその場所に戻されていないストレスが爆発！溜まりに溜まった心の叫びを、ウインナーでつくった指でうまく表現！」

「整理整頓が苦手で、そそっかしい息子。以前も旅館でパンツを落としたのですが、派手だからすぐに発見。林間学校前なので忘れ物注意の警告」

「もうすぐテスト返却。テストのことを七夕の短冊に。『気絶しないように』は息子ではなく、私のこと。SNSで親からの共感が得られました」

「『ちょっとエッチなお弁当はどう？』と聞いたら断固拒否！なので、布団をめくると何か出てくるかな……と、少し驚かせてみました（笑）」

撮影／平林直己　取材・文／酒井明子　構成／タカノマイ（Mart編集部）

Mart2019年10月号
ラクして続く「お弁当革命！」コラム②反抗期でも会話がなくてもお弁当は最強の「コミュニケーションツール」です！より