今からでも間に合う!「クイックおせち」の基本レシピ①チーズオムレツ伊達巻

つくってみたいけれど、「忙しい」「子どもが食べてくれない」「そもそもつくり方を知らない」という声も多いおせち料理。そこで、簡単につくれて子どもウケもばっちりの「洋風クイックおせち」を提案していただきました。
もうあきらめかけていた…というあなたも、今年はチャレンジしてみませんか?

基本の10品レシピ

1 チーズオムレツ伊達巻
2 紅白なます(サラダ風味)
3 スイートポテト風栗きんとん
4 ハーブ入りのし鶏
5 ベーコンで八幡巻
6 たたきごぼう(サラダ風味)
7 飾りにんじん
8 飾りかまぼこ
9 2色寒天ゼリー
10 黒豆(市販)

同時調理で進めれば2時間程度で完成(時間のかかる黒豆のみ市販のものを使用)。それぞれ洋風の味つけですが、親子で文化を伝えたいという目的もかなえるため、伝統的な献立に寄り添っています。18cm オードブル重 三段 ホワイト ¥4,000(正和)

教えてくれたのは


管理栄養士 加藤彩子さん

「新学期に子ども同士や先生との会話で、おせちの話題が出ますよね。このおせちは数時間でつくれて、子どもが喜ぶ洋風アレンジです!」

Osechi Recipe1 チーズオムレツ伊達巻

学業成就を願って

形が巻物に似ているため、「知恵が増えるように」という願いが込められています。

はちみつを入れることで、しっとりと焼き上がります。梅皿 13×13cm(φ13×H0.8cm)カットクロス 金・銀彩 伝統文様 3柄 35×30cm(約35×30cm)各¥100(Seria)

材料(20×24cmの耐熱のバット1個分)
卵…5個
マヨネーズ…大さじ3
粉チーズ…大さじ2
はちみつ…大さじ2
塩…小さじ1/2

つくり方
① オーブンは200℃に予熱しておく。すべての材料をボウルに入れて泡だて器でよく混ぜ、オーブンシートを敷いたバットに流し入れる。
② 200℃のオーブンで15~20分焼く。
③ 触れるくらいの熱さになるまで、約10分置いて粗熱を取る。焼き目を下にして鬼すに置く。内側に1.5~2cmの幅で切り目を入れ、巻き終わる部分を斜めに切り取る。鬼すで手前のほうから力を入れてしっかりと巻く。巻き終えたら輪ゴムで両端を留め、冷めるまで巻いたままにしておく。
④ しっかり冷めたら、鬼すから外し、1.5cm厚さに切る。


【1】 1.5~2cm間隔で切り目を入れて。


【2】 きれいに巻き終わるように、端を斜めに切り取ります。


【3】 巻き始めは強く小さく。


【4】 力を入れて、鬼すを前に進めます。卵は温かいと形が変わるので、冷めるまで置きます。

※具材のいわれは編集部調べ。
※掲載商品は取材時点のものであり、現在取り扱っていない場合があります。サイズは一部編集部調べです。

撮影/楠 聖子 フードコーディネート/加藤彩子 取材・文・スタイリング/湊谷明子 構成/Mart編集部

Mart2020年1月号
日本の伝統も教えたい!子どもが食べやすい洋風にアレンジ 今年は手づくり!「クイックおせち」講座 より