【橋本マナミさん×吉川康雄さん】プラス1アイテムで変わる2つの【冬の潤いメーク】

40代の潤ったツヤ肌メークに必要なのは、肌をベタベタさせる意識ですること。CHICCAのブランドクリエーター、吉川康雄さんのツヤ肌作りの極意から、プラス1アイテムで質感の違う潤い肌を演出するテクニックを教わりました!

ツヤ肌1:【パウダー】をプラスして寝起きのうるおい

まだ何もしていないのに、内側からほんのり輝く深く眠った翌朝のツヤ感ゼロのうるおう素肌が上質なパウダーを少しかけるだけで蘇る

\これを使います/

スクワランオイル配合。ブロットパウダー/ルース ミディアム ¥3,800(M・A・C)

① 普段使いならパフが簡単。皮脂吸着パウダーが最小限について、ツヤを抑えつつ見た目はまだうるおい感が残る状態をキープできます。

② ルースパウダーをパフの上に溢れるほどたっぷり出したら、こぼれないよう注意しながらしっかり揉み込んでパフに十分に含ませます。

③ パフを腕に強く何度も叩きつけ、粉を落とします。粉が出なくなるほど叩いたら、全顔にそっと塗布。パフは粉を足さずに数日使えます。

ツヤ肌2:【オイル】をプラスしてほてったうるおい

いつものメークに重めのオイルを少しずつ足せばちょっと汗ばんだような、活性化したジューシー肌に。ほてり色を頰に差し、よりリアルな体温を感じさせて

\これを使います/

FEMMUE アイディアルオイル 30㎖ ¥6,000(アリエルトレーディング)

① 油分が肌に残るタイプのオイルを選んで手のひらに出したら、指で少しずつ取り、鼻筋や目の下などツヤが欲しい部分に直接塗ります。

② オイルの種類を変えればうるおいの質感調節も自在。ワセリンなら鈍いうるおい感、透明なオイルはパキッと強い輝きを演出。

③ 全体的にうるおいが欲しいならハンドプレスしても。油を足してもしっかり混ざってヨレないのは硬い油のファンデを選んでいるから。

素肌が整ったみたい。軽くて上品なツヤ肌、驚きの初体験です!

橋本 今日の吉川さんのメークで常識が覆りました。ツヤ肌はテカりが気になってパウダーが欠かせなかったけど、使わないんですね。

吉川 僕から見るとみんな塗りすぎ。素材を活かすのがメークの目的だから、料理の塩加減と同じで素肌が整ったみたい。軽くて上品なツヤ肌、驚きの初体験です!やりすぎちゃダメなんです。

橋本 薄塗りするってことですか?

吉川 色ムラやソバカスはしっかり隠し、元の美しさを透けさせます。化粧崩れもしないし、近づいても素肌みたいに自然でしょ?ファンデはキレイに仕上げるより、見えないことが大切。自分の中で一番良い健康状態を疑似で作るんです。橋本さんはキメが細かいけど乾燥肌ですよね。24時間、メーク中でもしっとりしている状態にしておくのがオススメです。

橋本 メークしている日中に保湿したら、ヨレませんか?

吉川 オイルベースのファンデなら大丈夫。ベタベタした質感は保湿できてる証拠。メークもスキンケアも目指すゴールは同じ。この感触に慣れれば、メーク中のストレスもグッと減ります。

橋本 うるおってツヤもあるのにナチュラルで上品なのが嬉しい♪瑞々しさが自然すぎて素肌がうるおってるみたいです。しっかりメークも軽くて派手にならないから、デートにも女子会にもいいですね。

’83年活動開始。’95年に拠点をNYに移し、以来第一線で活躍を続ける。’08年『CHICCA』ブランドクリエーター就任。吉川さんの作るツヤ肌は美ST読者にもファン多数。今夏より美容情報メディア『unmixlove.com』が始動。

教えてくれたのは……メークアップアーティスト 吉川康雄さん

\こちらの記事も合わせてチェック!/

ブランド展開終了!吉川康雄さんに聞きました【CHICCA販売終了後】に使うべきおすすめコスメで作る【ツヤ肌メーク】

40代に人気だったCHICCAが遂に販売終了。ブランドクリエーターだった吉川康雄さんに、CHICCA販売終了後に使うべきおすすめコスメを聞きました。これがあれば、今まで通りツヤ肌メークが可能です!

2019年12月21日 20:00

ベタベタさせる意識が大事!【吉川康雄さん×橋本マナミさん】40代の“うるおってる感”のある肌をつくる5原則

「ファンデは均一に塗るもの」「メークで疲れた肌を夜のスキンケアで労わるべき」「肌表面はサラサラがいい」そんな間違ったメークの常識が、あなたを〝うるおってる感〟から遠ざけていたのかも。うるおい肌作りのスペシャリスト・吉川さんのメソッドで、本物のうるおいとツヤを手に入れましょう!

2019年12月15日 20:00

2019年『美ST』12月号掲載 撮影/三宮幹史(TRIVAL)〈人物〉、 河野 望〈静物〉 メーク/吉川康雄 ヘア/冬木慎一(Sui) スタイリスト/菊地ゆか 取材/大山真理子 編集/佐久間朋子

美ST