タイ在住サッカー選手妻・中村明花さんが語る「海外での引っ越し事情」

サッカー選手である夫(細貝 萌選手)の移籍に伴い、タイで子育てをする中村明花さんが、子育てをつづるWEBコラム。
前回は海外でたくましく成長する娘さんの様子を教えてくれました。(前回の記事はこちら→)この冬、旦那さまの新たな移籍のため、タイのブリーラムからバンコクへ引っ越すことになった中村さん親子。慣れ親しんだ街ともお別れです。

夫の移籍により首都バンコクへ引っ越しことになりました

夫がタイのブリーラムユナイテッドから、同じくタイのバンコクユナイテッドというチームに移籍することになり、家族でブリーラムからバンコクへ引っ越すことになりました。
最初に話を聞いたときは、新たな場所で頑張ることを決めた夫を尊敬するとともに、大好きなブリーラムという町を離れるのが寂しくてたまりませんでした。
ブリーラムに来る前は楽しみななかに不安もありましたが、住んでみたら思っていた以上に住みやすくて。
生まれ育った環境に近い自然が多いところもそうだし、なによりも優しい人ばかりで。
町の皆さんには本当によくしてもらったなぁとしみじみ^ ^
なにもないんだけど、豊かな自然や人とのつながり、ゆっくり流れる時間が心地よくて、子育てするにもとてもいい環境だったと思います。

娘の存在が街への愛着を深めてくれました

娘はせっかく保育園に慣れて楽しんで通えるようになったのに、離れてしまうことに。
娘には引っ越しをすること、新しい園に通うことになることなどは伝えましたが、まだ理解できない様子。まだ3歳なのでなかなか難しいですよね。
最後に急遽保育園に顔を出すと、お友だちに会えてとても嬉しそうにしていました^ ^
行きたくないと泣いていたこともあったのになぁとジーン(> <)
そして急だったのにお別れ会も開いてくれて、よくわかっていない娘に代わって私のほうがウルウル(;;)
先生方にもとっても優しくしてもらったので、もう寂しくて寂しくて。

今まで何度も引っ越しを経験している私ですが、こんなに寂しく感じるのは娘の存在があったからだと思います。
同じ海外でも大人だけで住んでいたとき、まだ赤ちゃんだった娘と暮らしていたときとは違うなぁと感じます。
娘が大きくなり、保育園の先生方やお友だち、地元の方々とより深く関わることができました。
住んだのは1年弱という短い期間でしたが、とっても濃厚な毎日だったなぁ。
また戻りたいくらい!笑

今度の住まいは首都バンコク。以前このコラムでもバンコクは「ここは日本か!」とつっこんだほど都会です。今までの暮らしとは全然違う環境も、私たちらしく楽しみたいと思います。


緑がいっぱいのブリーラムのお気に入りのホテルで。


家族ぐるみで仲良しだった、夫のチームメイトの家族たち。ほぼ毎日会っていたので、会えなくなるのが寂しいです。子供たちを喜ばせようと、選手が恐竜になって家から出てきたこともありました(笑)


保育園でのお別れ会の様子。最後までみんなと仲良く遊んでいました。

中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する3歳の女の子のママ。調理士免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずに飽きたら“タイの知恵”」を連載中。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!

★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/

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構成/長南真理恵