社外の人にたくさん会う職業なので、きちんと見えるジャケパンコーデが定番。取引先がファッション系の場合はそのブランドの服を身に着けることも多い。ジャケット¥17000(N.O.R.Cby the line/N.O.R.C)ニット¥4990(SLY/バロックジャパンリミテッド)パンツ¥27000(リュクスプロバンス/プラージュ代官山店)ピアス¥23000時計¥17000(ともにJouete)バッグ¥16000(Jewelna Rose東急プラザ表参道原宿店)パンプス¥17000(VII XII XXX/LOCONDO)

イベントプロデューサー
広告会社や制作会社に就職し、経験を積んでこの職にキャリアアップするのが一般的。30代前半の平均年収は約600万。

あのCMを作ってみたい！憧れの人と仕事がしたい！など、今も昔も就活生に人気の広告業界。確かに一般的に学生が思い浮かべる大手広告会社は年収がかなり高く、ナショナルクライアントと呼ばれる上場企業や、国や自治体を相手にしています。ただ、その中には正社員と契約社員がおり、同じように見えても待遇面には違いがあるよう。

契約社員の雇用期間は5年など決められていることが多いですが、正社員登用試験も。その際には筆記試験もあり、仕事で結果を出しながら勉強するのが大変だとか。また、営業担当なのかクリエイティブ担当なのかで、業務内容はまったく違います。どちらが自分の適性に合っているか、客観的な視点が必要です。

働く環境としては改善しつつありますが、依然として旧態依然とした雰囲気などが見受けられるという声も。部署や広告を担当する業界によって、雰囲気や残業時間も大きく変わってくるようです。

広告を担当したい業界が絞れているのなら、専門広告会社に就職するのも手。ファッションなどに特化した広告会社もあり、何年か経験を積んでから大手に転職する例も多く見られます。どちらにせよ、クライアントが求めることにいかに応えていくかが仕事。一見華やかに見えますが、すべてはチームワークで地道な作業も多くあります。数多く担当するクライアントの課題や成果を、いかに〝自分ごと〞にしていくかが難しい職業と言えます。

フェスやファッションショーなどに欠かせないのが、イベント系の制作会社。〝モノ(商品)よりコト(体験)〞と言われている今、 各所でひっぱりだこの存在です。仕事の進め方としては、直接クライアントから発注されるケースと、広告会社からオーダーを受ける場合がありますが、どちらにせよ、クライアントの要望を受けて企画するので、〝制作=クリエイティブ〞と想像して就職するとギャップを感じるかもしれません。

イベント直前はほぼ寝ていない…という人も。イベントは土日祝日に行われることが多いため、休みが取りやすい環境とは言えません。ただ、そのぶん大盛況に終わったときの達成感がすごいそう。