「鶏むね肉のレモンクリーム煮」レシピ|若山曜子さんの簡単「フライパン煮込み」①

仕事に、子どもの習い事送迎に、平日のママはとにかく忙しい。帰宅したらすぐに夕食の準備で、椅子に座る時間もないくらい…本当にお疲れさまです! そんながむしゃらに頑張るママの平日を助けてくれるのが、「フライパン煮込み」。煮込み時間は約10分!1品で栄養バランス抜群、ボリューム満点。これにご飯かパスタを添えれば夕飯として完成する、大人も子どもも満足のお肉レシピをご紹介します。
今回は、「鶏むね肉のレモンクリーム煮」。淡白な鶏むね肉が濃厚でジューシーな味わいのご馳走に変身です。

 

鶏むね肉のレモンクリーム煮

淡白な鶏むね肉にぴったりの調理法は〝クリーム煮〟。鶏肉の皮目をこんがり焼くと、旨味がジュワッ。クリームの濃厚さと相まって、食欲をそそる香ばしい味わいになります。根菜もきのこ類も一度に摂れる嬉しい一皿。

◉材料(2~3人分)
鶏むね肉……500g

〈A〉水……50ml、塩……小さじ1

薄力粉……小さじ2
玉ねぎ(薄切り)……1/2
マッシュルーム(薄切り)……50g
カブ(一口大に切る)……2個
白ワイン……70ml
牛乳……50ml
生クリーム……100ml
レモン汁……小さじ1
レモン(薄切り、皮)……好みの量
サラダ油……少々
バター……小さじ1

◉作り方
①鶏肉は包丁の背などで軽く叩き、4、5㎝幅に切って5分以上Aの塩水につけておく。その間に野菜を切る。

② ①の水気を切り、キッチンペーパーで拭き、薄力粉をまぶす。フライパンでサラダ油を熱し、強火で鶏肉の皮目からこんがり焼きつけ、色づいたら裏返してさっと焼いて取り出す。

③続けてバター、玉ねぎ、マッシュルーム、カブを入れ、塩少々(分量外)を振り、中火で炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら、2と白ワインを加えて一煮立ちさせる。牛乳と生クリームを加え、フタをして弱めの中火で5分間煮る。

④火を強めてとろみをつけ、最後にレモン汁、レモンの皮を散らす。お好みでこしょう、レモンスライスを。


ベシャメルソースを作らなくてもホワイトシチューのよう! ご飯のおともにぴったりなので、1プレートに盛りつけてもOK。

VERY[ヴェリィ]

\教えてくれたのは/

◉若山曜子先生
料理研究家。約50種類のレシピが掲載された『フライパン煮込み』(主婦と生活社)は、〝時間はないけれど、しっかり食べたい、食べてもらいたい時に〟という想いが詰まった1冊。新著『作っておける前菜、ほうっておけるメイン』(同社)も忙しいママにぴったり!

撮影/須藤敬一 スタイリング/竹中紘子 取材・文/藤井そのこ 編集/羽城麻子

*VERY2020年2月号「\超簡単/煮込み時間約10分。これにご飯かパスタを添えて、さあどうぞ! 『フライパン煮込み』が平日のママを救う!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。