新しいシャネル、まずはシューズをデイリーに
アーティスティック ディレクター、ヴィルジニー・ヴィアールがカール・ラガーフェルドの跡を継ぎ、シャネルは新たな旅路に。描き出されるのは、フェミニンで都会的な、躍動する女性像。まさにそれは私たちがNAVY世代が目指したい先。その感性を、まずは気軽に足元から。とびきりフレッシュな一足と、軽やかにステップを踏んで。
ガブリエル シャネルが愛した
〝バイカラーシューズ〟
それまで、服と靴は単色で揃えるのが当たり前だった堅苦しいスタイルから女性たちを解放したとされる1957年に発表された、シャネルのバイカラーシューズ。かつて女性たちに新たな価値観――自由や自立、を与えた一足は、仕事も子育てもオシャレも、すべて手放したくない大人たちの支えとなってくれるはず。今季ヴィルジニーが手がけたのは、ガブリエルのフィロソフィをモダンに昇華したフラットシューズ。ラムスキンレザーやスエード、スパンコール、素材も色も多彩に。
ダイヤモンド形キルティング ステッチとつま先のさりげないCCロゴが醸す洗練。内側サイドに施されたCHANELロゴの遊びも心にくい。素材や色でその表情もさまざま。足を入れた瞬間、気持ちが高ぶる〝自分の一足〟を見つけて。
右からシューズ［Ｈ２㎝］￥99,000［H２㎝］￥131,000［２㎝］￥99,000［H２㎝］￥97,000（すべてシャネル／シャネル カスタマーケア）
夜のパリの街並みがプリントされたドレスの裾からのぞく上品なバイカラーに胸がときめく。ライトグレーのスエードと黒のグログラントウが、大人の甘やかさを連れて。
シューズ［２㎝］￥99,000 ワンピース￥1,357,000 ベルト￥86,000 ブレスレット￥251,000（すべてシャネル／シャネル カスタマーケア）
不変のスタンダード。
進化するパリジェンヌ。
リトル ブラック ドレスやツイードのジャケット、キルティングモチーフにマリンボーダー……。
シャネルには、時代を超えて愛され続ける〝スタイル〟がある。ガブリエルが残した永遠の美学を現代的なアプローチで魅せるヴィルジニーの世界は、どこまでも伸びやか。それは、気どらずにファッションをたしなむ、今のパリジェンヌを物語っているよう。今季、仲間入りしたレースアップサンダルやビジューサンダルも、そんな気負わないエレガンスを色濃く映す。
ラメ糸がちりばめられたボーダーニットとデニムを合わせた不朽のマリンルック。そこに、ロープソール＆ウッドヒールのリラックス感がたまらない一足を。足首で結ぶレースアップがフェミニン。大きなキルティングと目が覚めるような色がアイコニックな「CHANEL 19」バッグを小脇に抱え、気張らないリュクスカジュアルを満喫して。サンダル［H１㎝ ］(3/20～5/12オープン予定のシャネル 伊勢丹新宿店 期間限定シューズブティック限定商品）￥97,000 ジャケット￥404,000 ニット￥279,000 パンツ￥120,000バッグ「CHANEL 19」［W20×H30×D10㎝］￥545,000 ベルト￥90,000（すべてシャネル／シャネル カスタマーケア）
クラフツマンシップが根ざすドレスとして再解釈されたツィード ジャケットと楽しみたいのは、こんなヌーディなビジューサンダル。華奢なTストラップにCCロゴやシャネルとゆかりの深いコメット（星）が瞬き、まるで脚の上でジュエルが躍るかのよう。ブラックタイツと一体感を意識すれば、脚がぐんと長く、美しく。
サンダル［６㎝］￥137,000 ジャケット￥871,000イヤリング￥92,000 バッグ［H11×W24×D11㎝］￥382,000 タイツ参考商品（すべてシャネル／シャネル カスタマーケア）
