「膣」を締めるだけでくびれる!?簡単在宅トレーニング【①インナーマッスル編】

まだまだ継続中の外出自粛期間。長期化している「おこもり生活」の中で、そろそろ体型のゆるみが気になってきた方も多いのでは…?このままでは「おばさん体型」まっしぐら!そこで今回は、気になるパーツをスッキリさせる「在宅トレーニング」を、人気トレーナーが伝授。夏が始まるまでに理想の体型を実現しましょう!

まずは「理想の体型になるための五カ条」をチェック!

    こわばった体のままいきなりトレーニングを始めても効果は半減。きっちり効果を出すために、ポール状のローラーやテニスボールなどを使って、まずは筋肉をじっくりほぐす〝筋膜リリース〞をすることが重要!

    朝晩に必ずストレッチはしてほしい! 女性らしいしなやかな体をつくるうえで欠かせないのは、実は筋肉よりも〝スペース〞。ストレッチで筋肉をしっかり伸ばすことで、「くびれ」に必要な隙間をつくることができます。

    普段から是非意識してほしいのが「膣」を締めること。 息を吐くときに「膣」をぐーっと内側に吸い込むように引き上げる。これを続けるだけで内臓の位置が持ち上がって下腹スッキリ、くびれやすい体に変化。

    極端な食事制限はする必要なし。ただ、短期間で効果を狙いたいならタンパク質を積極的にとるよう意識して。なかでも、エネルギーの代謝を促すビタミンB1が含まれている豚肉は美容効果も高いのでおすすめです。

    どんなにトレーニングを頑張っても体が歪んでいたら絶対に痩せません! 正しい姿勢を体に覚えさせて。例 えば、携帯の画面を見るときもあえて腕を突き出して顔から離して見るとお腹に圧がかかって美しい姿勢に。

第1回【基本のトレーニング】

「膣」を締めてインナーマッスルを鍛える

「膣」を締めることが、太らない体づくりへの第一歩! 「膣」を締める=「膣」をグッと引き上げることでインナーマッスルが働き、自然と痩せやすい体になれます。

1.まずは反り腰かどうかをチェック!

ヒールを履いて頑張る現代女性に多く見られる〝反り腰〞。仰向けに横たわったときに、腰が床につかないで隙間ができてしまう状態=反り腰です。反り腰を直さなければ効果は望めないので、まずは自覚することが大切です。

2.反り腰を直して正しい姿勢に

体の下のボールに全体重をかけて、筋肉のこわばりをほぐす。 痛いけれど効果抜群!

    1.ちょうどショーツの右腿のくりの下(腸骨筋)のあたりに硬めのボール(ほぐし専用コアボールが最適だがテニスボールなどでも代用可)を当てうつ伏せに。

    2.右脚を床につけたまま、左膝を 腰の位置まで引き上げ90秒キープ。「膣」を床に押し当てるようにボールに体を沈めていく。(反対側の脚も同じ動作を行う)

3.正しい呼吸で体をほぐす

理想のくびれに欠かせない「深い呼吸」。浅くならないように意識して。

    1.仰向けになって両膝を立ててお腹に手を当てる。鼻から息を4秒間吸ってお腹を膨らませ、8秒間かけて口から吐く。

    2.息を吐いて肋骨が閉じていくときに背骨をぴったりマットにつけ、「膣」をキュッと上に引き上げる&締めたまま胸で呼吸。

4.骨盤底筋を鍛える

体の歪みを正す骨盤底筋(膣、膀胱、肛門などを支える筋肉)のトレーニングはマスト!

    1.次に息を吸いながら脚を閉じる。脚を開く、閉じる、を繰り返します。続けているうちに肩や腕に力が入っていないか注意して。

    2.骨盤を後傾させて、腰の骨をマットにつける。後ろに手をつき、肩の力を抜いて両脚を開く。息は吐きながら「膣」を引き締める感覚を意識して。

トレーニングを教えてくれたのは...村田友美子さん

姿勢改善コアトレーナー yumicorebody主宰

筋膜リリース、姿勢改善、整体などを学んでいきついた独自のボディメソッドで多くの女性をくびれのあるしなやかな体に 導く通称「くびれ先生」。その厳しすぎる指導から別名「ドS先生」と呼ばれることも!
劇的な体の変化に効果の高さを実感する人が多く、モデルや女優から圧倒的な支持を受けている。4月に発売された初の著書 『くびれ母ちゃんの、最強ながらトレーニング』(光文社)も話題。

構成/CLASSY.ONLINE編集室
※この記事は「CLASSY.WEDDINGBOOK」2018春夏号を再編集したものです。