「甘くてかっこいい大人のピンク」を人気スタイリストが伝授!これでもうピンクでもイタく見えない!

今季のトレンドカラーであるピンク。STORY世代はもともと好きな色だけど、一つ間違うとイタくも見えてしまうちょっと危険な色でもあります。そこで、STORY世代から絶大な信頼を誇る、辻直子さん、竹村はま子さん、井関かおりさんに、大人っぽいピンクコーデのコツを教えてもらいました!

目次 ★スタイリスト・辻直子さんの「Frenchピンク」
★スタイリスト・竹村はま子さんの「MILANOなピンク」
★スタイリスト・井関かおりさんの「NYなピンク」

 


★スタイリスト・辻直子さんの「Frenchピンク」

◯ 大人が着られるフレンチポップ。でもイタく見えないのはⅠラインの辻流直線マジック 「高揚感のある色だけど、大人になった今コーディネートを間違えたくないのがピンク。まずは似合うピンクのトーン探しが先決です。顔色に直接影響するトップス使いを避ける、あえてピンクを繰り返し使うなど、取り入れ方はさまざまでも成否を決めるのはシンプルなシルエットでつくるIライン。」(スタイリスト・辻直子さん)

顔から遠いボトムスにピンクならば足元でリピート!主役ピンクを脇役ピンクが整えます

印象を左右するから顔に近いトップスは着慣れたニュートラルカラーにし、色はボトムスで取り入れるというのがオシャレの定説。その場合に足元に同色のピンクを繰り返すことで視線をつなげることができ、スタイルよく見せてくれます。
 
シャツ+パンツのワンツーコーディネートが単調にならないようにピンドットのタイで控えめにアクセントづけ。シルクリネンパンツ¥38,000(ロンハーマン)パンプス¥79,000(ジャンヴィト ロッシ/ジャンヴィト ロッシ ジャパン)シャツ¥24,000(Theory/リンク・セオリー・ジャパン)ピンドットタイ¥4,000(ロペ)バッグ¥405,000(ヴァレクストラ/ヴァレクストラ・ジャパン)パールロングピアス¥49,000(SOPHIE BUHAI/エスケーパーズオンライン)

Ⅰラインを徹底すればペールトーン×ペールトーンでも大人っぽくなれる

トップスとボトムスはピンクの濃淡のワントーンでコーディネートし、羽織りもので色を添えると多色使いがこなしやすくなります。スタイリングに深みが出るよう羽織りものの素材感には変化を。トップスはリブで視線を縦に誘導しⅠラインでバランスよく。
 
色の彩度のトーンを合わせると色×色のコーディネートがしやすくなります。あえてストロー素材のバッグできちんと感をくずし抜け感を出します。リブニット¥45,000クロップドパンツ¥70,000モコモコ素材のカーディガン¥150,000(すべてブラミンク)バッグ¥18,000(カバナバシュ/ロンハーマン)ベージュミュール¥49,000(ペリーコ/アマン)ピアス23,000(MARIA BLACK/ショールーム セッション)リング¥35,000(サンズ サンズ/RHC ロンハーマン)

トップスにピンクを 難なく理想のスタイリングに導くにはインディゴに頼る

ピンクとインディゴの相性は鉄壁。最短でムダのないスタイリングへたどり着きます。そこへ今っぽさをプラスするにはディテールへのこだわりが大切です。カーディガンは透け感+モヘア、胸元は開きを意識し女らしく。デニムはダークインディゴでキレイめが大人には程よいバランスです。
 
足元には抜け感あるストラップサンダルで引き算コーデ。カーディガン¥37,000(デミリー/サザビーリーグ)タンクトップ¥11,000〈RHヴィンテージ〉腕に巻いたネックレス¥39,000〈ハルポ〉(ともにロンハーマン)バッグ¥147,000(セラピアン/リシュモンジャパン セラピアン)デニムパンツ¥24,000(イレーヴ/アングローバル)サンダル¥103,000(マノロ ブラニク/ドゥロワー 青山店)ピアス¥25,000(MARIHA/ショールーム セッション)ネックレス¥190,000(イレアナ・マクリ/イレアナ・マクリ 伊勢丹新宿店)リング¥35,000(サンズ サンズ/RHC ロンハーマン)

 


★スタイリスト・竹村はま子さんの「MILANOなピンク」

◯「茶系」を合わせて女っぽく作るのが、はま子さんのピンク 「大人のコーディネートにピンクを効かせるなら、合わせる色は茶からベージュ系がオススメ。ピンクが持つ華やかさを茶系カラーが引き立ててくれます。さらに、トレンチ風アウターやジャケットなど、マニッシュなアイテムでピンクを取り入れると、甘さとカッコよさが共存したスタイルが完成します。」(スタイリスト・竹村はま子さん)

今っぽい透け感のある春アウターをピンクにすることでヘルシーな女らしさを体現

面積のあるアウターならピンクには軽やかさが必須だから選ぶべきは淡いペールトーンのピンク。さらに今シーズン流行りの透け素材を選ぶことでオシャレ指数が加速します。淡いトーンのピンクには引き締め効果のあるブラウンを合わせて。デコルテの開きで健康的な女らしさをアピール。
 
ワンツーフィニッシュのコーディネートも余韻の残るシルエット選びを心がけると単調にならずにすみます。ピンク×ブラウンのイメージソースはミラノのマダム。足元もあえてローファーで今年らしさを意識してプラスします。ラップコート¥38,000(ステートサイド/RHC ロンハーマン)ブラウンワンピース¥26,000(マリハ/ショールーム セッション)バッグ¥49,000(モダン ウィーヴィング/ロンハーマン)スエードローファー¥95,000(サントーニ/リエート)

マスキュリンなイメージのダブルジャケットもピンクを選べばフェミニンさが備わります

ジャケットのサイズ感とバランスを考えるとボトムスもボリュームのあるものを選んで。ピンクのジャケットのインパクトを最大限にするため、ワイドパンツをバランスよく穿くには、トップスとボトムスはベージュのトーンを揃え濃淡でワントーンにします。
 
あくまでも主役はピンクのジャケット。ボリュームのあるボトムスだから淡いベージュのワントーンで揃え主張し過ぎないようにします。さらにジャケットより濃いピンクのバッグでアクセントを。ジャケット¥76,000(カバナ/アルアバイル)ノースリーブTシャツ¥15,000(アンスクリア/アマン)ワイドパンツ¥36,000(ユリナ カワグチ/ミディアム)バッグ¥101,000(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)サンダル¥54,000(ペリーコ/アマン)ピアス、ブレスレット/ともにスタイリスト私物

ピンクのシャツで美しいラインと動きを形成し躍動感あるスタイリングに

一見するとシャツ+チノパンのトラッドっぽいスタイリングですが、実はシャツもパンツもシルエットにこだわりタイトさのあるものを選びエレガントさを意識しています。シャツはウエスト部分、パンツは裾がタイトなデザインです。肩のプルオーバーがピンクをデフォルメしています。
 
今っぽさと女らしさを出すためチノパン風のパンツも裾がつぼまったシルエットを選んでいます。ストライプシャツ¥72,000(ライト・レ・シャプライン/Edition 表参道ヒルズ店)パンツ¥30,000(イレーヴ/アングローバル)肩に巻いたプルオーバートップス¥29,000(ハイク/ボウルズ)カゴバッグ¥48,000(ラドロー/阪急うめだ本店 ラドロー)サンダル¥52,000(ペリーコ/アマン)リング/スタイリスト私物

 


★スタイリスト・井関かおりさんの「NYなピンク」

◯ 井関流は「メンズっぽい」がキーワード。ちょっぴり辛めに! 「マイナーチェンジでスタイリングのムードを変えるにはピンクは有効な色。しかも今年はトレンドカラーのひとつ。大人のピンク使いは甘さを払拭することでコーディネートが整いやすくなります。ユニセックスなオンリーピンクを主軸にして辛口を意識して仕上げます。」(スタイリスト・井関かおりさん)

ピンクの面積が小さいスニーカーから取り入れてワンピスタイルを更新

誰でも1枚は持っていそうなワンピースを生かし買い足すのはピンクのスニーカー1点。少しゴツさを感じるメンズライクなスニーカーもフェミニンなピンクなら悪目立ちすることなくフィットします。バッグはあえてかっちりとしたデザインを選びカジュアルになりすぎないように意識します。
 
背中など肌見せができるワンピースなら女らしさも纏えます。スニーカー¥19,000(ナイキ スポーツウェア/アトモスピンク フラッグシップ 原宿店)ワンピース¥22,000(ロンハーマン)イヤリング¥11,000(イリスフォーセブン/デ・プレ)バングル¥72,500(ロエフ/ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア)ロゴバッグ¥139,000(オフ−ホワイト c/o ヴァージル アブローTM/イーストランド)

メンズライクなシルエットの ワイドパンツならピンクの甘さを中和させる効果が期待できます

主役を張るピンクのパンツも、脇役のジレや小物も、甘辛のバランスを見ながらコーディネートするとオシャレ指数が格段に上がります。パンツのシルエットはメンズライクだから足元はヒールで女らしくなど、テイストをMIXすることでスタイリングに奥行きが自然と備わります。
 
ピンク以外の部分をモノトーンにすることでピンクの甘さを払拭しバランスよく着こなせます。小物でまたピンクを繰り返しリンク感を出します。ワイドパンツ¥24,000(スタニングルアー/スタニングルアー 青山店)ノースリーブジャケット風ジレ¥42,000(エッセン.ロートレアモン)スウェット¥8,900(N.O.R.C)ピアス¥11,000(アプレスキー/トゥモローランド)バッグ¥117,000ミュール¥95,000(ともにピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)

ペールピンクと相性がいいのは、旬の辛め アイテム、レザーパンツ!

メンズライクなジャケットをピンク、きちんと感のあるジャケットにはレザーのパンツと真逆のイメージを重ねるレイヤードがスタイリングの醍醐味です。流行りのレザーパンツは春先、こんなスタイルで楽しめます。ラフなニュアンスの着くずしもオシャレの鮮度に一役買います。
 
ジャケット¥45,000(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)シャツ¥18,000(ギャルリー・ヴィー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店)Tシャツ¥9,500(サードマガジン)レザーパンツ¥39,000(ザ・ニューハウス/アーク インク)ピアス¥14,000(ホルヘ・モラレス/アルアバイル)リング¥15,000(エレナ ローナー/デ・プレ)バッグ¥149,000(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京)パンプス¥69,000(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス)

撮影/長山一樹(S-14) モデル/SONOMI、畑野ひろ子、高垣麗子 ヘア・メーク/川村友子〈SONOMIさん分〉、YUMBOU(ilumini)〈畑野ひろ子さん分〉、森野友香子(Perle Management)〈高垣麗子さん分〉 スタイリスト/辻直子、竹村はま子、井関かおり 取材/小花有紀
※2020年4月号掲載記事
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