「好きになったら追いかけたい派」杉野遥亮くんに会いたい♡

30 代になる前に登れる山は登りたい、仕事には貪欲でいたいです

__13年ぶりに復活するドラマ『ハケンの品格』に杉野遥亮さんが出演。
「母の横で僕もなんとなく観ていたドラマ。その世界に入れるのは嬉しいし、不思議な気持ちです」

__今回の出演を機に、『ハケンの品格』前作をすべて見直したそう。
「当時、観ていた方にとって、働くことに希望が持てた作品だったのかなと思いました。今とは働き方も違うだろうから、今作でどんな物語が描かれるか楽しみです」

__いままでお世話になったプロデューサーや監督など、縁のあるスタッフが多いのも嬉しいそう。
「僕にとってホームな感覚で安心感もあります。あとは自分がどこまで作品にインパクトを残せるか、ポジティブな気持ちで頑張ります」

__演じるのは、親戚のツテでコネ入社した新人社員の井手裕太郎。
「変人役って言われました(笑)。いま、若い世代は目標や夢を見つけるのが難しい時代だと思いますが、井手が大前春子さんと出会ってどうなるのかも見どころかな」

__脚本は中園ミホさん。前作同様、ハケンのリアルな実態を描きます。
「アウトソーシングとかAI導入など、僕自身も学ぶことがたくさんあると思います。僕の役を通じて、同世代の働く方たちに同じ思いを感じてもらえれば嬉しい」

__昨年は映画に初主演。いま注目される若手俳優の一人ですが、「自分に満足したら終わり」と言う彼。
「正直、楽しいことばかりではないけど、何かを作り上げた瞬間やそれを誰かとわかちあえた瞬間はほかでは味わえない。その瞬間のために頑張ってるのかなと思う」

__以前「粘り強く負けず嫌いなところが僕の強み」と語っていました。
「いま思うのは、常に自分を探していること、その作業を怠らないところが俳優としての強みなのかな」

__秋には25歳。20代も折り返しです。
「30代になる前に登れる山は登りたい。仕事には貪欲でいたいです。プライベートでは2カ月くらい海外に行ってみたい。日本人のいない環境で経験を積みたいです」

__好きな女性のタイプは〝素直な人〞。ただ、積極的な女性は苦手だとか。
「好きな人は、ずっと僕が追いかけていたい。相手の〝好き〞より、
自分のほうが多く好きでいたい」

__結婚願望はあるけれど、「向いてない」とご両親にも言われるそう。
「ゲッターズ飯田さんにも〝基本的に縛られたくない、自由でいたい人〞だと言われましたから(苦笑)。結婚するなら、僕の仕事を理解して尊重してくれる人がいいですね。あと、料理ができる人だといいな」

杉野さんの5つのWISH LIST

①いま一番やってみたいことは?

催眠術をかけられてみたい。本当にかかるのかどうか、かかったらどんな感覚になるのか、単純な疑問です(笑)。手がくっついて離れなかったり、嫌いなものを食べられるようになってみたいですね。他にもバンジージャンプやスカイダイビングなど経験してみたいことはたくさんあります。富士急ハイランドの絶叫マシーンじゃ物足りなくなってきてるので(笑)。

②いま一番行ってみたいところは?

NASA。無重力状態を経験してみたいです。本当は宇宙に行ってみたいし、本当にあるのかどうかもわからないけどパラレルワールドにも行ってみたい。好奇心が強いほうです。

③いま一番会いたい人は?

Mr.都市伝説の関暁夫さん。関さんと友達になれたら長生きできそう(笑)。子供の頃から関さんの都市伝説の本が好きでよく読んでいたし、単純にいろいろ気になります。

④いま一番欲しいものは?

英語の能力。英語に関してはある程度学んでいたけれどインプットしかしてなくて。この間、海外に初めて行った時に自分なりにつたない英語でコミュニケーションしたら、アウトプットすることがめちゃめちゃ楽しかったんです。もっと膨大な量がインプットできていれば、得られるものももっと大きかったんじゃないかと思いました。

⑤いつか叶えたい夢や目標は?

将来的に、何か自分がいいと思ったものや自分の経験を誰かに教えたり伝えたりすることができればいいなと思います。それがどんな形になるのかはわからないんだけど……。そうなれるくらい自分の経験値や中身を豊かにしていきたい。

YOSUKE SUGINO

‘95年9月18日生まれ千葉県出身●’15年、第12回F I N E BOYS 専属モデルオーディションでグランプリ受賞。’17年に『キセキ-あの日のソビト-』で映画デビュー。’19年『羊とオオカミの恋と殺人』で映画初主演。最近の主な出演作は’19年の映画『居眠り磐音』、ドラマ『スカム』『俺の話は長い』『山本周五郎ドラマさぶ』など。映画『水上のフライト』が6月、『東京リベンジャーズ』が10月公開予定。

ジャケット¥63,000シャツ¥27,000パンツ¥44,000 (すべてメゾンキツネ/メゾンキツネカスタマーセンター)
撮影/イマキイレカオリ  ヘアメーク/松田陵(Ys C Inc.)  スタイリング/伊藤省吾(sitor)  取材·文/駿河良美