イライラ解消!ママのリモートワーク向上計画【2】家族とワークスペースを共有するコツ

ダイニングテーブルを使ってテレワークを始めた皆さんが気になる、「家族とどう空間を共有したらいいか」問題。加えて、食事の切り替えタイミングも難しいと聞きます。今回は、実際に今回の緊急事態宣言延長に伴い、家族みんなで工夫して作業空間を確保しているMartライターの皆さんに、アイデアを教えてもらいました!

①付せんで席を予約!「ここ使います表明」

「家族のリモートが始まってから、ダイニングテーブルにみんなが集まるように。食事の際の定位置は決まっているけれど、それ以外は自由席なこともあり、使いたい席の取り合いになることがあります。娘が座ってから『あ、そこママ座りたいんだけれど』と言ったらプチケンカになったことが(笑)。それ以来、使いたい席にビッグサイズの付せんを貼り、座席をキープする予約制になりました」。

ライターNさん
子供は女の子2人。大学1年生(18歳)、高校2年生(16歳)。

②「仕事はダイニングテーブル・食事はソファ側のローテーブル」といさぎよく決める

小学2年生の次女、旦那さんと一緒に3人でダイニングテーブルを使うライターTさんは、ワークスペースとリラックス(食事)スペースを分ける工夫を。「ダイニングテーブルの後ろに仕事用の棚を置き、そこに資料や雑誌、文具、プリンターなどをまとめています。今は夫もリモートワーク&次女は自分の勉強机がないので、3人がダイニングテーブルで仕事&勉強している状態。ぎゅうぎゅうです(笑)。そこで、もはやダイニングテーブルは作業用と割り切って、食事をテレビ前のローテーブル&ソファですると決めました。キャンプ用のミニテーブルも補助で使っています」。

ライターTさん
子供は女の子2人。小6(11歳)と小2(7歳)。

③「ちゃぶ台感覚のローテーブルで作業」が案外落ち着く

家族全員が家にいる中で、ダイニングテーブルとミニテーブルを使ってワークスペースをつくりだした、ライターTさん。「対角線上の娘の勉強をチェックしながら、ダイニングテーブルで細々と仕事しています。夫はちゃぶ台みたいなミニテーブルに正座して、1日在宅勤務。つらい姿勢ではないのかな?と気になりましたが、それはそれで落ち着くみたいです。後ろ姿が悟りを開いているようですよね」。


好きな本や漫画の置き方にもひと工夫。「スキマ時間にちょこちょこ読めるように『つんどく』をバスケットに入れて気分も楽しく!」とのこと。

ライターTさん
子供は女の子1人。小学3年生(8歳)。

ここで皆さんに質問!
「一日のスケジュールはどうしてる?」

「午前中は、子ども達の勉強を見ながらできる作業をする時間。原稿のリライトや精算となど、事務的な書類を片付けます。原稿は午後書き始め、夕方までに終わらせるようにしています。実は、週の頭に『今週やりたいこと』と決めてスケジュール帳に書き、締め切りが近いもの、優先度が高いものからこなしているんです。できなかったものは翌週に持ち越しですね」。(ライターTさん)

「朝は思考の時間、昼は動く時間、夜はそれぞれまったりの時間、と決めました。朝はスマホも手放し、本を読んだり宿題をしたりする時間に。ここで仕事もします。昼を挟み、午後は散歩に行ったり、片付けをしたり、思考しない時間に。ここで料理も。娘たちとアイドルのライブDVDを楽しむこともあります。18時以降は自由時間。何をやってもよし。ごはんも用意はしますが、好きなときに食べる制にしました。いちいちこちら声かけなくていいし、好きなテレビやネットを観て、おのおの楽しく過ごす時間です」。(ライターNさん)

取材・文/湊谷明子 構成/Mart編集部

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