おうち時間こそ「こんまり」! 汚メークボックスがピカピカに大変身

「こんまり」こと近藤真理恵さんといえば、世界中で大活躍の片付けコンサルタント。私もこんまりさんのYouTubeを見て、実際にメークボックスをピカピカにしてみました。その写真がこちら!

気がつくと汚たくなっているモノの代表格がメークボックス。一見その掃除って大変そうに見えるけど、たった5つのポイントを理解するだけで、30分もあれば簡単にキレイになっちゃうんです。いつもよりおうちにいることが多い自粛期間。せっかくなので、過ごしやすい部屋に大改造してみませんか?
そんなあなたに、こんまりさんの片付けの流儀を徹底解説していきます!

こんまり流片付け
5つの鉄則

① 片付けにゴールを設定する

どんな部屋にしたいか? どんな暮らしが送りたいか? という質問に対してのアンサーを明確に。それに基づいた理想の棚を設計しましょう!

② 「場所別」ではなく「モノ別」で整理する

例えば「今日はこの棚を片付けよう!」ではなく、「今日は洋服を片付けよう!」という風に。モノを一ヶ所に集める事で、自分のモノの総量を見ることができ、片付けの効率がグッと上がります。

③ 自分が持っていて「ときめくモノ」を選ぶ

片付けは、捨てる行為ではなく「大切なモノを残すため」の行為という認識に変えましょう。モノを手に取ったときにときめくか、ときめかないかが大切。

④ なんで捨ててしまうのか考える

捨てたいなと思ったものは、なんで捨ててしまうのだろう? と考えることが大切。自分の中で納得することで、同じ間違いを繰り返すことを防げます。

⑤ モノの定位置を決めてあげる

永遠にキレイを保つために、それぞれのモノの定位置を決めてあげましょう。そうすることで、片付けがグッと楽になります。

実践!
私のメークボックスを
大改造してみた

今回は、私のメークボックスをこんまり流に整理してみました。

これが整理をする前の姿。グチャグチャしていて、毎朝モノを探すのに時間がかかります。これを5つのステップでキレイに整頓!

① ゴール設定

忙しい朝でも、サッとモノが見つかる化粧ボックスが理想。

② モノ別に整理

リップはリップ、ファンデはファンデ、という風にまとめてみると、自分が思っているよりも沢山のアイテムを持っていることを発見。同じファンデが2個あったり、同じような色味のリップが沢山あったり。捨てるべきモノがグッと明確になりました。

ファンデーション。同じモノが2つあることを発見。

マニキュア。小学生のとき使っていたラメラメのものまで大事に保管。本当に使っているのは、5つくらい。

リップは、ベージュ系が4本もあることが発覚(笑)。2本は捨てることに。

③ ときめく物を選ぶ

メーク道具だからでしょうか…、正直全部にときめいてしまいました。そんな時は五感を使って、匂いがときめかなかったり、質感だったり。実際手に試し塗りしたりして、一つ一つ選別していきました。

④ なんで捨ててしまうのか?

捨ててしまうモノを改めて観察すると、共通点がありました。私が捨ててしまう化粧品は、どれも青っぽい物と質感がマットなアイテムだったのです。たしかに私は、イエローベース+乾燥肌なので、青っぽいモノとマットな物は馴染まないことに気がつきました。

⑤ モノの定位置を決める

私の目標は使いやすいメークボックス。一番使うオールスター達を手前のボックスに。その他は、種類別に分けて収納しました。

よく使うオールスター。一番出し入れしやすい位置へ。

マニキュアとアイメークは使わない日も多いので奥へ。逆にハンドクリームは定期的に使うので、真ん中の目立つ位置へ。

メークボックスは毎日使うし目にするモノ。それがキレイになると、自然とテンションが上がります。取り出しやすい配置のおかげで、朝のメイク時間短縮に成功!

整理されたメークボックス

片付けは自分の人生にとって大切なモノを見つける機会。物だけでなく、これまで歩んできた人生を棚卸して、心の整理する効果もあるそうです。

自粛期間中、この記事を参考に、ピカピカの心と部屋で楽しんでみてください。

 

文・写真/かにみそ