心地よい部屋 ~HERS interior REVIEW~ case04

人気ブランド「カレンソロジー」のディレクターを務める坂田さん。
こちらのお宅に引っ越す際、家具をじっくりと選びなおしたそうです。

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見た目の素敵さは当然ですが、
「自分が好き」と「肌触りのよさ」を大切にしました。
それはご自身のファッションにも通じるそうです。

写真の椅子は、ピエール・ジャンヌレによるデザインの名品。
坂田さんによれば「ひとりがけなので、座っている時に自分だけの時間を楽しんでいる感覚」とのこと。
音楽を聴いたり、読書などの豊かな時間の過ごし方に欠かせない場所のようです。

スピーカーやアンプは旦那様の趣味とのことですが、
今では、ご自身がその魅力に夢中になっているくらい…。

窓際にあるのは、ハンス・J・ウェグナーのサイドボード。
”椅子の巨匠”とも呼ばれるデンマークのデザイナーですが、
このサイドボードも名作家具のひとつです。

「毎日使うものですから、座ったり触ったりしてみて気持ちのいいものを選びました」

広いLDKのもう一角には白基調のキッチン。
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部屋全体はブラウン系なので、このキッチンの清潔感がよく映えます。
動線もよく考えられた、軽快なカウンターが柔らかい境界線になっていて、
決して違和感なく、ひとつのLDKとして成立しています。

自分と向き合うための時間の大切さ、今さらながら身に沁みる編集Kでした。

撮影/吉澤健太 取材/柿本真希
HERS2019年1月号より

 

 

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