6月に入り梅雨の季節がまもなく到来。梅雨時期は体がだるく感じたり、食欲がわかないなどの不調を感じることも。これらは梅雨の湿気によって体が影響を受けている時のサインだそう。水は空気よりも重いので、体がなんだか重だるく、消化機能も運搬が大変になるため食欲が減退します。

そんなときに意識したいのが、利尿作用の強い食材を普段の食事に取り入れること。体の水分代謝を助けてくれます。

常備菜に！「自家製やみつききゅうり」

◉材料（作りやすい分量）

・きゅうり　２本（２００ｇ）
・しょうが　１かけ
・輪切り唐辛子　１本分
〈A〉みりん　大さじ３
〈A〉酒、しょうゆ　大さじ１
〈A〉酢　小さじ１と１／２
・塩　小さじ１／２

◉作り方

1. きゅうりは５ミリ幅の輪切りにし、塩を揉み込み２０分置く。しょうがは千切りする。
2. 小鍋にAと輪切り唐辛子を入れてひと煮立ちさせる。水気をしっかり絞ったきゅうりと、しょうがを入れ、２０秒煮る。そのまま冷まし、粗熱が取れたら保存容器に入れ、冷蔵庫で１時間以上漬ける。

◉今回のキー食材

きゅうり…利尿作用でむくみ改善

◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。教室情報はInstagram＠nanako.yakuzenにて。