豆乳やアーモンドミルク、ココナッツミルクなど、いろいろな種類がある植物性ミルク。牛乳に代わるヘルシーなミルクとして話題ですが、この春、スターバックスコーヒーでも期間限定で登場したことで注目されているオーツミルクも気になります。そんな中でこの春、日本初上陸したのが「アルプロ(ALPRO)」。アメリカやヨーロッパでトップシェアのオーツミルクについてご紹介します。
食物繊維がごぼう超えのオーツ麦が原料
オーツミルクは名前の通りオーツ麦が原料の植物性ミルク。オーツ麦は北米やヨーロッパ北部で古くから育てられてきた穀物で、日本では燕麦とも呼ばれています。食物繊維が豊富で、ビタミン、ミネラルを多く含み、朝食や軽食として食べられるオートミールや、グラノーラの原料としても知られています。ちなみに、食物繊維を多く含む野菜の代表格のごぼうと比較すると、水溶性+不溶性の食物繊維が、ゆでごぼうで6.1gなのに対し、オートミールはなんと9.4gといわれています。そんな栄養価の高いオーツ麦からつくられたミルクなのです。
欧米では一般的に飲まれています
オーツミルクは、海外では一般的な植物性ミルクのひとつ。コーヒーショップはもちろん、スーパーなどでも気軽に買うことができます。日本でも最近、コーヒーショップなど使われるようになり、少しずつ認知されつつありますね。そんなタイミングで、日本上陸したのがベルギー生まれの「アルプロ(ALPRO)」のオーツミルク。関東地方での販売を開始しました。「アルプロ」は、1980年から植物生まれのミルクをはじめとした食品をつくってきた植物性食品メーカーで、アメリカやヨーロッパの「豆乳類・植物性ミルク」市場でトップシェアを誇っています。
「アルプロ」のオーツミルクは、100%ヨーロッパ産。白砂糖や人工甘味料を使用せず、オーツ麦だけの優しい甘みが楽しめます。オーツ麦本来の甘さに近づけた「砂糖不使用」と、オーツ麦を酵素で分解して甘みを添加した「ほんのり甘い」の2種類あり、いずれも豊富な食物繊維はもちろん、カルシウム、ビタミンD、B2、B12、などがバランスよく含まれ、着色料・保存料も不使用のヘルシーなミルクです。
オーツミルクの賞味期限は常温で273日。ストックするにも便利です。
250mlは飲み切りサイズで初めてトライするにはちょうどよさそう。
コーヒーに加えたり、パンケーキづくりにも使える!
使い方は牛乳とほぼ同じ。そのまま飲むのはもちろん、コーヒーショップで使われているように、コーヒーや紅茶に加えるのもおすすめです。ほかにも、グラノーラにかけたり、スムージーやスープに加えたり、パンケーキをつくる時に牛乳の代わりに入れるなど、普段の食生活に気軽に取り入れることができます。
健康や栄養面を考えてオーツミルクを選ぶだけでなく、「おいしい」という理由でも、ミルク選びの新しい選択肢になりそうです。「アルプロ」のオーツミルクは飲み切りタイプの250mlもあるので、まずは気軽に試してみてはいかがですか?
取材・文/岡部礼子