長井かおりさん流【硬めコンシーラー】で目立つシミをなかったことに
目立つシミやニキビ跡は綺麗に消したいもの。特にシワが寄りにくい部分には、肌の上でしっかりとどまる固形のコンシーラーが最適。ピッタリ合った色でカバーすれば、ワンランクアップした上質な肌に。
シミを隠しただけで内側から輝く端正な肌に
濃いシミやニキビ跡、目立つ色ムラを長井流コンシーラー使いで撃退。シミは“しっかりとどまる硬め”なものでピンポイントでカバーするのが正解です。
スティックやパレットタイプが◎
肌に合う色を選んで。左から、複数の植物オイルを配合し、一日中潤い肌をキープ。カバー力も抜群。24h cosme 24 ミネラルUVコンシーラー SPF50・PA++++ ¥3,400(ナチュラピュリファイ研究所)※モデル使用色、カバーとトーンアップの2色パレット。ナチュラル処方でストレスフリー。m.m.m ヌードコンシーラー SPF42・PA+++ 全2種 ¥3,500(ハーブラボ)、肌の上でクリームからパウダーへ変化し素肌と一体化。アンリミテッド ファンデーション スティック SPF21・PA++ 全12色 ¥5,400(シュウウエムラ)
コンシーラーはめん棒使いでピンポイントで隠す!
➊ 綿棒の先端を潰すと小回りが利いてラク
点在する平面的なアラ消しには綿棒を使用。事前に指のはらで先を潰しておけば、繊細にオフできます。指のはらでは絶対にできないテク。
➋ 完全消去には色の見極めが不可欠
濃いシミは必ず肌にピッタリの色をのせて。パレットなら色を混ぜたら一度置いて確認を。消えて馴染む色が見つかるまで何度もトライして。
➌ 決まった色を綿棒にのせたら垂直に当てる
肌に垂直になるように綿棒を持ったら、消したいシミを狙ってピンポイントに当てます。綿棒を斜めに当てると色がはみ出るので注意して。
➍ 綿棒の反対側で色の境目を丁寧に整える
綿棒の反対側を使い色の境目を払って。優しくさすって周りをぼかすように馴染ませます。強く当てるとのせた色が削げてしまうので慎重に。
濁りの原因ニキビや赤みも一緒にカバー
➊ 凹凸のあるニキビは色と厚みでカムフラージュ
凹凸のあるものや、膨らんでいる部分には、付属のブラシを使って優しく色をのせます。シミと同じく、肌色に馴染む色を見極めて。
➋ 色の境目をブラシで整え隠した痕跡を消去
古墳のようにこんもりと真ん中を盛り上げたら、ブラシの反対側でキワを整えます。真ん中の患部はなるべく触らないよう気をつけて。
➌ どうしても気になる赤みがあればさっと払って
ポイントメークで活かせる赤みは多少あっても問題なし。気になるなら全てカバーした後のブラシで、箒で払うようにささっとカバー。
美ST読者のリアルな悩みを理解し、誰でもできる解決策を提案してくれるのは同世代ならでは。近著『世界一わかりやすいメイクの教科書』(講談社)のわかりやすい解説も大好評。
2020年『美ST』6月号掲載 撮影/向山裕信〈vale.〉(人物)、五十嵐 洋(静物) モデル/吉村ミキ ヘア・メーク/長井かおり スタイリスト/鳥山悦代〈One 8 tokyo〉 取材/大山真理子 編集/浜野彩希