夏が近づくこの時期は、急な気温変化で体調が今ひとつという人も多いのでは? そんなときこそ、免疫力UPの乳製品や発酵食品がおすすめ。「発酵フードメーカー」は、スイッチを入れるだけの手軽さで、ヨーグルトはもちろん、塩こうじや甘酒などがつくれるから、毎日の食卓に取り入れてみませんか?
免疫力UPの鍵は「腸」の元気にあり!
「ヨーグルトやチーズ、昔から日本で食されている味噌やしょうゆ、甘酒、納豆、漬物などの発酵食品が体によいといわれているのは、腸を元気にしてくれるからなんです。免疫力のおよそ60〜70%が腸にあるといわれていて、免疫力UPには、腸内環境を整えるのがポイントです」と語るのは、料理研究家の舘野真知子さん。
便秘悩みにも効くという発酵食品を、自宅で簡単につくれる「発酵フードメーカー」。Mart8月号では、その発酵フードメーカーを活用した簡単レシピを紹介しています!
ところで、「発酵フードメーカー」って?
ここではVitantonio(ビタントニオ)ヨーグルトメーカーVYG-20を使います。
カスピ海ヨーグルト、サワークリーム、甘酒、塩こうじ、温泉卵、ローストビーフなどの低温調理も可能。また、下記のような特徴も!
【特徴その1】40℃で加温。1℃単位で温度調節可能
【特徴その2】自動オフタイマーで過発酵も防げる
ヨーグルトづくりの温度設定は40℃。見やすいデジタル画面で、温度設定は1℃ずつ調節可能です。
ヨーグルトは7時間で完成。1時間単位でタイマー調節可能。終了時にはブザーが鳴り、 自動で電源オフするから過発酵も防止。
これが基本!牛乳パックでのつくり方
1ℓの牛乳パックの注ぎ口を全部開き、お好みのヨーグルト種菌100gを付属のスプーンで量って入れる。
念入りに、底のほうまでよくかき混ぜたら、 付属の牛乳パック用カバーをかぶせる。
本体にセットし、カバーをする。牛乳パックそのままでつくれるから衛生的で手軽。
そして冷蔵庫でひと晩寝かせれば、好みのヨーグルトが完成!
Mart8月号の「夏こそ!『発酵フードメーカー』で免疫力UP」では、こうしてつくったヨーグルトを活用したレシピや、同じく発酵フードメーカーを使ってつくれるカッテージチーズ、ギリシャヨーグルト、塩こうじ、甘酒などのレシピも紹介しています。
ウィズコロナの新しい日常のお供に、この便利家電を導入してみてはいかがですか?
教えてくれるのは…
料理研究家&管理栄養士
舘野真知子さん
「発酵料理」をキーワードに、料理の楽しさや食べることの大切さを栄養・料理・文化を通して伝える活動をしている。『料理用あま酒、はじめました』(光文社)『きちんとおいしく作れる漬け物』(成美堂出版)などの著書も。
撮影/楠 聖子 取材・文・スタイリング/橋本嘉美(HEAVEN) 構成/Mart編集部