2020年07月03日 8:30
/ 最終更新日 : 2020年07月03日 16:00
CLASSY.
マスクをしている日の髪型がダサい問題を解決!【❶ハーフアップ編】
暑くなる季節に欠かせないヘアアレンジ。いつも通りヘアアレンジをして、マスクをしたら「何か変…」って思ったことありませんか? 実は、マスクをすることで顔の平面部分が増えるので、ルーズなアレンジは毛束が悪目立ちしたり、バランスが悪く見えてしまうんです。そこで、マスク前提のバランスのいいヘアアレンジを4回に渡って紹介。
第1回目は「女性らしく盛れるハーフアップアレンジ」を、前髪あり&なし別で紹介します。
1. 前髪ありの人のマスクアレンジ
“くるりんぱ”のひと手間で、やりすぎないほどよい束感が
シンプルなトップスに女性らしい甘さを盛れるハーフアップ。前髪があって、レングスが短めの人は、髪を多めにまとめるとバランスがよく見えます。過剰な毛束感は、マスクをしているとミスマッチですが、タイトすぎるとクラシカルな印象に。毛束を“くるりんぱ”して、ほどよい束感を出すのが正解です。
【How to】
準備:全体に軽めのヘアスプレーを吹きかけたあと、32mmのアイロンで、顔周りはリバースに、その他はランダムにざっくり巻いておきます。
オイルを手のひらによく伸ばして、毛先中心に、全体になじませるようにしてつけてベースワークは完成です。
❶顔回りにヘアバームを少量のばし、耳より上の髪をバックに集めます。
❷集めた髪を、目の高さでビニールゴムで結びます。レングスが短い人は、髪を多めにとるとバランスが良くなります。肩につくボブより長い人は、これより低めの位置で結ぶと◎。
❸ゴムで結んだ部分の少し上に穴をあけ、毛束を上から通し、くるりんぱをします。毛束を2つに分けて、左右から引っ張るようにしてぎゅっと締めます。
❹毛先や顔回りの髪をつまみ、適度に動きを出します。ここがパサついていると疲れて見えるので、マスクアレンジの重要なポイントです!
2. 前髪なしの人のマスクアレンジ
まとめる毛束を少なめにし、カジュアルな抜け感を
前髪がない人は、ハーフアップのまとめる毛束の量感が大事。多いと古い印象になるので、少なめにまとめます。さらにツイストを加えることで抜け感が生まれ、ハーフアップらしい甘さがありながら、今っぽさもプラスできます。毛束感を抑え目にする分、ヘアバームでツヤ感は足すこと。パサついていると、疲れた印象に見えることも。
【How to】
準備:前髪がある人と同様に、スプレーを吹きかけてから顔周りはリバース、それ以外はランダムにざっくりとアイロンで巻きます。毛先中心にオイルをなじませます。
❶毛先、顔回りを中心にアレンジワックスをなじませます。ハチ回りの髪をバックに集め、目より高い位置でビニールゴムで結んでポニーテールにします。
❷先ほどまとめた髪のすぐ下の毛束をねじりながら、バックへ集めます。まずは左から。
❸右サイドも同様にねじりながらバックへ。こうすることで、分け目が目立たなくなります。
❹ねじった毛束を、ゴムで結んだ毛束の上でクロスさせます。
❺クロスさせた毛束を、アメピンでとめます。バックスタイルにアクセントができ、簡単ですが、凝って見えるポイントです。
❻最初になじませたアレンジワックスを使い、顔回りのうぶ毛を指でつまみ、こすり合わせるように動きをつけます。
❼毛先を手で揉みこみ、動きとツヤ感を出します。トップに動きがない分、毛先にボリュームを出しておきましょう。
撮影/杉本大希 ヘアメーク/YUTA..(CAROYS) モデル/石井里奈、中瀬古ゆきな(CLASSY.LEADERS) 取材/味澤彩子 構成/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)